試練は希望へ導く入り口

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2020.03.13
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コリント人への手紙第一 10章13,28節
[新約聖書] ローマ人への手紙 8章
放送日
2020.03.13

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。
私たちは誰もが三つの終末の中に生きています。一つはこの世界の終末。そ して二つ目は自分の命の終末。そして三つ目は自分以外の関わりのある人たち の終末です。私たちはみな終末の時代に生き、誰もがいずれかは終末を迎える わけですね。
イエス様はそんな終末を生きる一人ひとりに、「あなたがたにはこの世におい て患難がある」と教えられました。私たちは神様を信じ生きていくとき、まっ たく問題がなくなるわけではありません。突然の様々なことが起こる時、時々 「自分の信仰が足りないからだ」と悩んだり、心配することがありますね。で も聖書には試練の中を生きていくときでも、希望を持って生きていくことがで きると約束しています。
新約聖書の第一コリント 10 章 13 節には「あなたがたが経験した試練はみな、 人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられ ない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練と ともに脱出の道も備えていてくださいます。」このように書かれています。
また新約聖書のローマ人への手紙 8 章 28 節には、「神を愛する人たち。すな わち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがと もに働いて益となることを、私たちは知っています。」と書かれているんです。
神様は、私たちが耐えられないような試練をお与えにならないと言うんです ね。試練とともに耐える力、脱出の道をも備えて下さいます。だから安心して 下さい。また神様は、苦しみや試練を与えることによって、私たちを練り上げ、 成長させて下さいます。苦しみや悲しみをすべて働かせ、益として下さる神様 がいると聖書は教えるのです。
私自身も、そうした訓練をたくさん経験しました。何をやってもうまくいか ないという、自信喪失と挫折感のようなものを何度も味わってきました。しか し、その挫折こそが私にとっては必要なことでもあったんですね。私たちの人 生に起こる苦難は、決して無駄ではありません。結果的に、キリストの恵みを 深く知る機会となっていくのです。ですから、もしあなたが今試練のただ中に あるなら、この先に出口が、希望があることを聖書のことばを通して知って下 さい。

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