あなたがたを世の光とするために

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • クリスマス

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アップロード日
2019.12.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ピリピ人への手紙 2章14?16節
放送日
2019.12.16

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世の光の時間です。お変わりありませんか、岩井基雄です。クリスマス特集第二週は、世の光であるキリストを通して「私たちをも光として下さる恵み」ついて考えてみましょう。
 私たちが光とされるのは、私たちが輝くというより、真実の光であるキリストの光を、私たちが「鏡」のように照り輝かせる存在となるということを意味します。太陽の光を反射させて輝く月のように、私たちも闇の世を照らすことができるというのですね。
 キリストは弟子たちに向かってこう語りました
「あなたがたは世の光です。山の上にある町は隠れることができません。あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。」新約聖書 マタイの福音書5章14節、16節
 弟子たちは弱く欠けの多い存在でした。しかし、真実の光であるキリストは、その光を通して弟子たちに力を与え、内側から造り変え、人々の光として用いて下さったのです。光には四つの働きがあると言われます。それは、物を照らし、対象を暖め、対象を育て、そして正しく導くという働きです。真実の光であるキリストは、人々の心を照らし罪を示しますが、罪を認め悔い改める者に、豊かな愛を注ぎ、内側から暖め、正しい歩みへと育み、その人の歩みを通して回りの方々が神をあがめるようにと、正しく導いて下さるのです。
ろうそくの炎が、昼間でもよく見えるのは、ろうの中にある不純物が燃焼するからだと言われます。私たちの罪を光に変えて下さる神様は、私たちが自分の罪を認め、真実の光であるキリストによる罪の赦しを受け取ることを待っていて下さいます。そして罪赦された私たちを、神の子どもとして、光り輝く者へと変え続けて下さるのです。
 聖書はこう語っています
「すべてのことを、不平を言わずに、疑わずに行いなさい。それは、あなたがたが、非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代のただ中にあって傷のない神の子どもとなり、いのちのことばをしっかり握り、彼らの間で世の光として輝くためです。」新約聖書 ピリピ人への手紙 2章14?16節
 キリストの光を輝かせる歩みは、あなたにも用意されているのです。

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