神のために生きる

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.11.29
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コリント人への手紙第一 6章20節
[新約聖書] コリント人への手紙第一 10章31節
放送日
2019.11.29

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世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
 イエス様は、「税金をカイザルに納めることは、律法にかなっていることでしょうか。かなっていないことでしょうか。」と問われた時、「カイザルのものは、カイザルに。神のものは、神に返しなさい。」と言われました。それは、私たちがそれぞれの社会の一員としての義務を果たし、生きることの大切さが、まず最初に教えられているわけです。そしてイエス様は、「神のものは、神に返しなさい。」と言われました。それは、礼拝は、神様だけに献げられるということでしたね。また、あなた自身が神様のものであり、あなた自身が、自分の人生を大切に生きていくことだっていうことも教えられました。そしてあなたには、神様の銘が刻まれているのだから、自分に誇りをもって生きていこうと考えていったわけです。そして今日は、「神のものは神に返す」とは、神様のために生きるということでもあるってことです。
 新約聖書 第一コリント6章20節というところには、「あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現しなさい。」と書かれています。神様を信頼し生きていくということは、神様の栄光、あなた自身が現しながら生きていくことだ。そしてそれは、神のものを神に返す生き方なんだよと教えているんです。
 しかし、どうでしょう。神の栄光を現すなんていうことばを聞いて、あなたはどう思いますか。いや私は、そんなことはとても無理ですと思ってしまったり、特別に何か立派なことをしたり、人に称賛されるような人間にならなければいけないんですかというふうに、思ってしまうかもしれませんね。
 でもパウロという人はこう書いてるんですね。新約聖書の第一コリント10章31節。
「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい。」このように書いてあるんです。
 まあ、誰でも食べたり飲んだりしますよね。それは決して特別なことではありません。私たちが生きていく上で、最低限必要なことですね。つまり、毎日の平凡な日常生活の中でも、神の栄光をあらわしながら生きていくことができると言ってるんです。
 わたしたちが感謝して食卓につく時、そこに神の栄光が現されていくということなんですね。私たちは、ただ与えられた平凡な日々かも知れませんが、その日その日一日を神様に感謝し、神様に委ねて生きていく時、そこに神の栄光が現されていくんですね。何だかうれしいですね。

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