恵み深い創造主

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.11.26
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 6章26節
放送日
2019.11.26

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は「恵み深い創造主」という題でお話ししましょう。私たちキリスト信徒は、天地万物の創造主なる神さまを信じています。そして、その創造主なる神さまは、恵み深い神様だと信じ従っています。今日は、使徒の働き14章の続きです。
 さて、パウロとバルナバの二人は、リステラという町へやってきて、引き続き神の国の福音のことばを伝えました。ところがこのリステラの町に、生まれつき足の不自由な人がいて、今まで歩いた経験がまったくなく、座っていました。パウロは彼をじっと見て、癒されるほどの信仰が、彼の心の中にあるのを認め、大声で「自分の足でまっすぐに立ちなさい。」と言いました。すると彼は、踊り上がって歩き出したのです。人々は、パウロのしたことを見て声を張り上げ、神々が人間の姿をとって私たちのところにお降りになったのだと叫びました。そして、郊外にあるゼウス神殿の祭司が、人々とともに、二人に犠牲を献げようと思ってやってきたのです。
 これを聞いたパウロとバルナバは、群衆の中へ飛び込んでいき叫んで言いました。「皆さん、なぜこんなことをするのですか。私たちとても皆さんと同じ人間です。そしてあなたがたが、このような愚にもつかぬものを捨てて、天と地と海と、その中のすべてのものをお造りになった生ける神に立ち帰るように、神のことばである福音を説いているのです。神は過ぎ去った時代には、すべての国々の人が、それぞれの道を行くままにしておかれました。それでも、ご自分のことをあかししないでおられたわけではありません。あなたがたのために天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と収穫の喜びとで、あなたがたの心を満たすなど、いろいろなめぐみをお与えになっているのです。」こう言って、やっとのことで、群衆が自分たちに犠牲を献げるのを思いとどまらせたのです。
 イエス様のことばです。マタイの福音書の6章の26節。「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。それでも、あなたがたの天の父は養っていてくださいます。あなたがたはその鳥よりも、ずっと価値があるではありませんか。」

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