妨害と反対の中で

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.11.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
 13
[新約聖書] 使徒の働き 14章
放送日
2019.11.19

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は「妨害と反対の中で」という題でお話ししましょう。イエス様を信じているだけで、どうして妨害や反対を受けるのでしょうか。使徒の働き13章?14章に入ります。
 さて、ピシデヤ地方のアンティオキアの町では、町中あげて、パウロとバルナバが語る神の言葉を聞きに集まってきました。その人気ぶりを妬ましく思ったユダヤ人たちは、信心深い貴婦人たちや町の有力者たちをそそのかし、パウロとバルナバを迫害したあげく、とうとう町から追い出してしまいました。二人はこの町と縁を切る印に、足のちりを払い落とし、隣の町、イコニオンに向かったのです。一方、主イエス様を信じた人々は、聖霊に満たされ喜びに溢れていました。
 二人は、イコニオンの町でも、同じようにユダヤ人の会堂に行き、力強く主イエス様のことを語りました。その結果、ユダヤ人やギリシャ人が、大勢イエス様を信じました。ところがここでも、神の言葉を信じ受け入れなかったユダヤ人たちは、根も葉もないことで二人を中傷し、人々の不信をかき立てたのです。それにもかかわらず、二人は長い間、イコニオンの町に滞在し、大胆に神の言葉を説教をし続けました。主イエスは、彼ら二人の手によって、すばらしい奇跡を行わせ、二人の言葉が真実であることを証明なさったのです。
 そこで町の人々が二派に分かれ、ある人たちはユダヤ人の側につき、ある人たちは、使徒であるパウロとバルナバの側についてしまうまでになってしまいました。ユダヤ人側の人たちは、町の役人たちとグルになって反対運動を起こし、二人を襲って石打ちで殺害しようと計画したのです。その情報が耳に入り、二人は急いで町をでました。そしてリステラへ逃れたのです。
 さて、神の言葉が語られるところに、必ず信じる者たちと、それに反発して信じない者たちとに二分されるということが起こります。それはイエス・キリストが、この世に来られた時から、顕著になったのではないでしょうか。今までは、まあまあ主義だった人々の間に、信じるものと信じないものとの区別が生じてくるのです。そのことを覚悟して、私たちは信仰をもち、伝道に励む必要があるのです。

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