永遠の命

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.11.12
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 13章
[新約聖書] ヨハネの福音書 3章16節
放送日
2019.11.12

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は、聖書が語る「永遠の命」について考えたいと思っています。永遠の命とは、いつまでも終わることのない命です。しかし、私たち人間は、限りある命ですね。しかし、それは体の命です。聖書が語る命は、私たちの魂と霊の命のことです。使徒の働き13章の続きです。
 さて、次の安息日には、ほとんどアンテオケ全市をあげて、神の言葉を聞きに集まってきました。するとあるユダヤ人たちは、その群集を見て妬ましく思い、パウロの語ることに口汚くののしり反対したのです。それに対し言いました。
「神の言葉は、まず、ユダヤ人であるあなた方に語り伝えられなければならなかった。しかしあなた方は、神の言葉を退け、自分自身を永遠の命にふさわしくないものにしてしまったのだ。さあ、私たちはこれから方向を変え、異邦人たちの方へ行くのだ。」
 ここに永遠の命は、神の言葉を私たちが受け入れることから得られることが分かります。神の言葉を退けるなら、神の命、永遠の命は、私たちのものとはなりません。イエス・キリストの語った言葉は、霊であり命だったからです。「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つのことばによって生きるものである」と、イエス様は言われましたね。パウロ先生の言葉を聞いていた異邦人たちは喜び、主なる神の言葉を褒め讃えました。そして、永遠の命にあずかるように定められたものは、皆、イエス様を信じたのです。永遠の命は、自分から得るものではなく、永遠の命に預かるように、神によって定められた人たちが、信じることによって得られるものなのです。
 イエス様も弟子たちにこう言われました。「あなた方が私を選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだのである。」
 弟子たちがイエス様を選んで、信じ、従ったようですが、実のところは、イエス様が先手を打って、弟子たちを選び定めて下さったのです。ですから、弟子たちは、時がきてイエス様を信じて従うことができたのです。
 聖書の言葉です。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」ヨハネの福音書3章16節

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