パウロの説教(その三)

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.11.05
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 20章21節
放送日
2019.11.05

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
 さて、パウロの説教の結論です。使徒の働き13章の続きです。
「ですから兄弟たちよ、この事を承知しておいていただきたいのです。この十字架で死なれ、墓の中で朽ち果てることなく、復活されたイエス様こそ、私たちの罪を赦して下さるのです。このイエス様を信じる人はみな、すべての罪から解放され、正しいものと宣言されます。モーセの律法では正しいとされなかった私たちですが、イエスを信じる者はもれなく、イエスによって正しいもの、神の前に義とされるのです。主イエスは、私たちの罪過のために死に渡され、私たちが義とされるためによみがえられたのです。」
 安息日会堂でのパウロの説教は終わりました。バルナバとパウロの二人が会堂を出る時、人々は、次の安息日にも、これと同じような話をしてくれるようにと、しきりに願ったのです。そして、神礼拝の集会が終わってからも、大勢のユダヤ人や信心深い異邦人の改宗者たちが、パウロとバルナバとに、ぞろぞろとついてきたのです。そこで二人は彼らに、これまでと同じように、引き続き神の恵みに留まるように説き勧めました。
 太陽が昇り、雨が降り、風が吹く恵みです。そのおかげで、花が咲き、実りの季節があり、私たちの心に楽しみと喜びがあります。私たちは、神のそのような一般の恵みの中に留まり、生きることができるのです。そしてもう一つは、神様を信じることによって注がれる、特別な恵みの中で生きるのです。それは、安らぎと平和、忍耐と希望、そして、愛という恵みの中で私たちは生きるのです。私たちはこうした両方の神の恵みの中に、留まることが求められているのです。
 ところで、三回にわたるパウロの説教を見てきましたが、その中心点は、
 1. 神の恵みにとどまること
 2. 神への悔い改め
 3. 主イエス・キリストを信じる信仰でした。
 聖書の言葉です。「わたしはユダヤ人にもギリシア人にも、神に対する悔い改めと、私たちの主イエスに対する信仰を証ししてきたのです。」使徒の働き20章21節

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