聞く耳の大切さ
- 出演者
- 岩井基雄
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
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- アップロード日
- 2019.10.21
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] マルコの福音書 9章11?13節
- 放送日
- 2019.10.21
世の光の時間です。お変わりありませんか。岩井基雄です。第三週の月曜日の今日は、キリストが弟子たちに語られた言葉から「聞く耳の大切さ」をご一緒に考えてみましょう。
山の上で、キリストの栄光の姿を垣間見、死の時が迫っていることを感じた弟子たちには、一つの疑問があり、次のように尋ねました。聖書はこう記しています。
「また弟子たちは、イエスに尋ねた。『なぜ、律法学者たちは、まずエリヤが来るはずだと言っているのですか。』イエスは彼らに言われた。『エリヤがまず来て、すべてを立て直すのです。それではどうして、人の子について、多くの苦しみを受け、蔑まれると書いてあるのですか。わたしはあなたがたに言います。エリヤはもう来ています。そして人々は、彼について書かれているとおり、彼に好き勝手なことをしました。』」新約聖書マルコの福音書9章11節から13節
弟子たちの質問は、イエスがメシアであることを否定するために、律法学者たちが語っていたことでした。彼らは、旧約聖書のマラキ書にある、「見よ。わたしは、主の大いなる恐るべき日が来る前に、預言者エリヤをあなた方に遣わす。」という預言を引用し、もしイエスが、救い主メシアであるなら、その前にエリアが来るはずだが、まだ来ていないから、彼はメシアではないと批判していたのです。
しかしそれこそ、律法学者たちが聞く耳を持っていないことをあらわしていました。主イエスは、預言の通り、エリアがまず来るべきことを認め、エリアはもう来たと語られました。それはバプテスマのヨハネのことでした。預言者エリヤを彷彿とさせる姿で人々にあらわれ、罪を示し、悔い改めへと導き、洗礼を授けていた洗礼者ヨハネこそ、来たるべきエリアだったのです。
しかしそのことを認める心、聞く耳、聞き従う心を、律法学者たちは持っていなかったのです。それゆえに彼らは、ヨハネに好き勝手なことをしました。彼が示す罪を受け入れなかったヘロデ王は、ついに彼を殺害してしまうのです。聞く耳、聞き従う心がないことが、いかに危険であるかということを思わされます。
あなたはいかがでしょうか。キリストはあなたにも、「聞く耳のある者は聞きなさい。」と語ります。あなたはそれに対して、どうお答えになりますか。あなたには、聞く耳、聞く心があるでしょうか。キリストは、あなたの本当の応答を待っていらっしゃいます。
山の上で、キリストの栄光の姿を垣間見、死の時が迫っていることを感じた弟子たちには、一つの疑問があり、次のように尋ねました。聖書はこう記しています。
「また弟子たちは、イエスに尋ねた。『なぜ、律法学者たちは、まずエリヤが来るはずだと言っているのですか。』イエスは彼らに言われた。『エリヤがまず来て、すべてを立て直すのです。それではどうして、人の子について、多くの苦しみを受け、蔑まれると書いてあるのですか。わたしはあなたがたに言います。エリヤはもう来ています。そして人々は、彼について書かれているとおり、彼に好き勝手なことをしました。』」新約聖書マルコの福音書9章11節から13節
弟子たちの質問は、イエスがメシアであることを否定するために、律法学者たちが語っていたことでした。彼らは、旧約聖書のマラキ書にある、「見よ。わたしは、主の大いなる恐るべき日が来る前に、預言者エリヤをあなた方に遣わす。」という預言を引用し、もしイエスが、救い主メシアであるなら、その前にエリアが来るはずだが、まだ来ていないから、彼はメシアではないと批判していたのです。
しかしそれこそ、律法学者たちが聞く耳を持っていないことをあらわしていました。主イエスは、預言の通り、エリアがまず来るべきことを認め、エリアはもう来たと語られました。それはバプテスマのヨハネのことでした。預言者エリヤを彷彿とさせる姿で人々にあらわれ、罪を示し、悔い改めへと導き、洗礼を授けていた洗礼者ヨハネこそ、来たるべきエリアだったのです。
しかしそのことを認める心、聞く耳、聞き従う心を、律法学者たちは持っていなかったのです。それゆえに彼らは、ヨハネに好き勝手なことをしました。彼が示す罪を受け入れなかったヘロデ王は、ついに彼を殺害してしまうのです。聞く耳、聞き従う心がないことが、いかに危険であるかということを思わされます。
あなたはいかがでしょうか。キリストはあなたにも、「聞く耳のある者は聞きなさい。」と語ります。あなたはそれに対して、どうお答えになりますか。あなたには、聞く耳、聞く心があるでしょうか。キリストは、あなたの本当の応答を待っていらっしゃいます。
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