賛美歌ものがたりー「主われを愛す」

出演者
飛田紀代美
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.10.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの手紙第一 4章9節
放送日
2019.10.19

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世の光の時間です。飛田紀代美です。土曜日はスペシャルバージョン。今日は、賛美歌の生まれた背景をご紹介する「賛美歌ものがたり」をお送りします。
 今日は、教会に通い始めた子どもたちが必ず歌う賛美歌「主われを愛す」お送りします。
 キリスト教禁制が解かれた明治5年、横浜のフェリス女学院で、日本初のキリスト教宣教師会議が開かれた時、初めて日本語に訳され紹介された二つの賛美歌のうちの一つが、この「主われを愛す」でした。
 この賛美歌が生まれたのは、19世紀半ばのアメリカニューヨーク。女流作家、アンナ・バートレット・ウォーナーは裕福な家庭に生まれましたが、二歳で母を失い、後には、経済恐慌で資産も失って、貧しい生活を余儀なくされました。
 後に、姉スーザンが執筆した小説の中で、間もなく天に召されようとしている子どもが歌う挿入歌として、アンナが書いたのが、この「主われを愛す」だったのです。その三年後、この歌詞にメロディーがつけられ、独立した讃美歌として広く歌われるようになりました。アンナは信仰熱心な女性で、作家活動をしながら、60年にわたって自宅でバイブルクラスを開き、たくさんの生徒たちにイエス・キリストを伝えました。
 シンプルな歌詞から、神の愛が力強く伝わってきます。「イエス様は、私を愛して下さっている。そう聖書に書いてあります。イエス様は、私の罪のために天から降り、十字架についてくださいました」と歌います。
 聖書のことば。新約聖書ヨハネの手紙第一 4章9節「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちを得させてくださいました。それによって神の愛が私たちに示されたのです。」

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