サウロの伝道旅行

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.10.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 13章
[新約聖書] 使徒の働き 1章8節
放送日
2019.10.01

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は、「サウロの伝道旅行」という題でお話ししましょう。
 今日から、サウロの第一回の伝道旅行が始まります。紀元45年から48年ごろです。サウロの伝道旅行は三回に渡ります。ローマへの旅行を含めますと、サウロは四回の伝道旅行をします。この第一回伝道旅行から、サウロは名前をパウロと改名しました。意味は「いと小さきもの」です。使徒の働き13章に入ります。
 さて、アンテオケ教会には、バルナバ、黒人のシメオン、クレネ人ルキオ、領主ヘロデ・アグリッパ一世の乳兄弟マナエン、そしてサウロなどの預言者や教師たちがいました。さて、そのような指導者たちを含めた信徒一同が、主なる神様に礼拝を献げ、断食をして祈っていました。すると聖霊が「さあ、バルナバとサウロとを、わたしのために聖別して、彼らに授けておいた仕事に当たらせなさい。」とお告げになったのです。聖別するとは、神様のお仕事のために、他の人とは区別することです。主なる神様が使い、神様が利用するためでした。それを聖別というのです。
 バルナバとサウロは、教会と聖霊に送り出されて、徒歩でアンテオケから港町セルキアにくだり、そこから船で200キロ離れた地中海に浮かふ、クプロ島へ渡りました。いよいよ、サウロの第一回の伝道旅行の始まりです。
 伝道は教会の働きだということがわかりますね。教会の人々の祈りと支援がなくては、伝道の働きは進まないでしょう。アンテオケ教会がバルナバとサウロを伝道に遣わしたのです。
 しかし、本当に二人を送り出したのは、キリスト教会の主でありました聖霊でした。二人は聖霊に送り出されたと書かれています。伝道の働きは、聖霊の働きなのです。これから、使徒の働き1章8節の主イエス様の言葉が、広がりを持って実現していくことになります。
「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」使徒の働き1章8節

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