人生を振り返って2-なぜ宣教師に?

出演者
安海靖郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.09.14
カテゴリ
人物・人生
放送日
2019.09.14

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世の光の時間です。安海靖郎です。今日は、私がどうして宣教師なり、インドネシアのボルネオ島に10年間、奉仕するようになったかをお話しいたします。
 今から45年前のボルネオ島の奥地ですから、日本人も日本の食べ物も何もない未開地でした。マラリヤやいろいろな熱帯病にもよくかかりました。でも楽しいこともありました。3人の子どもたちは2匹のオランウータンと一緒に育ちました。よく聞かれました。「なぜ宣教師になったのか?」「どうしてボルネオ島の奥地だったのか?」それは、日本で牧師になり忙しくしておりましたが、ボルネオ島カリマンタンの奥地のことを聞きました。村々がキリスト教になっていること。牧師が足らないので、めったに聖書のお話し聞けないこと。ほとんどの人が、字の読めない人たちであること。
 だから、日本からも宣教師を送って欲しいというのです。奥地の村々をめぐり、聖書を教え、一緒に質素な学校を作り、定着農業のための訓練所や牧師の養成所、神学校を建てました。それまで高床式のロングハウスに住み、迷信と祈祷師が医療というような生活でした。それが変化していきました。小さな教会と、手作りの学校を中心に新しい一戸建ての家が並び、健康的な生活、教会を中心としたコミュニティーとなりました。聖書にある、イエス・キリストの言葉の通りになったということができると思います。
 新約聖書 使徒の働き26章18節の言葉です。「それは彼らの目を開いて、闇から光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、こうしてわたしを信じる信仰によって、彼らが罪の赦しを得て、聖なるものとされた人々とともに相続にあずかるためである。」とあります。 
 聖書の言葉で心の目が開くように、創造主なる神がはっきりわかり、闇のように人の心を暗くする心の罪が赦され、キリストと共に生きる永遠の命を持って生きること、それは、ジャングルの奥地に住む人も、都会に生きる人にも、そしてあなたにも、大変意味深いことではないでしょうか。

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