ペテロの救出
- 出演者
- 板倉邦雄
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
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- アップロード日
- 2019.09.10
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] 使徒の働き 12章
[新約聖書] ヘブル人への手紙 1章14節
- 放送日
- 2019.09.10
世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は、「ペテロの救出」という題でお話ししましょう。
エルサレム教会では、ペテロのために熱心な祈りが献げられていました。ヘロデ・アグリッパ一世が、教会の指導者ヤコブに続き、今度はペテロを捕え、民衆の前で処刑しようとしていたからです。使徒の働き12章の続きです。
さてヘロデ王が、公開処刑をしようとしていた前日の夜のことでした。ペテロは鎖につながれ、二人のローマ兵士の間に置かれて眠っていました。処刑の前の晩、眠れるとは凄いなあと思います。番兵たちは、戸口で牢獄を見張っていました。要するに、ペテロは自分では逃げられないし、外部からの救出は、全く不可能な状況でした。ところが、主なる神様の使いが、突然ペテロのそばに立ったのです。光が獄中を照らしました。兵士たちは逃げ出したか、その場で卒倒してしまったかのいずれかでしょう。神の御使いは「早く起き上がりなさい」と言うと、鎖がペテロの両手からはずれて落ちました。ペテロには、神の御使いの仕業が現実のこととは考えられませんでした。ただ、幻を見ているように思われたのです。ペテロは、神の御使いについて行き、第一、第二の番所を通り過ぎ、エルサレムの町に抜ける鉄の門のところまで来たのです。すると鉄の門が、ギーっとひとりでに開いたので、門を出て、一つの通路に進んだとたんに、神の御使いはペテロを離れて去って行きました。
その時ペテロは、われにかえって言いました。「今、初めて本当のことがわかった。主なる神さまが御使いを遣わせて、ヘロデ王の手から、またユダヤ人たちの計画していたあらゆる災いから、私を救い出して下さったのだ。」
ペテロの救出劇は、誠に不思議でドラマチックでした。その背後には、教会の信徒たちの熱心な祈りが、ペテロのために、主なる神に献げられていたことを忘れてはなりません。
聖書の言葉です。「御使いはみな、奉仕する霊であって、救いを受け継ぐことになる人々に仕えるために遣わされているのではありませんか。」ヘブル人への手紙1章14節です。
エルサレム教会では、ペテロのために熱心な祈りが献げられていました。ヘロデ・アグリッパ一世が、教会の指導者ヤコブに続き、今度はペテロを捕え、民衆の前で処刑しようとしていたからです。使徒の働き12章の続きです。
さてヘロデ王が、公開処刑をしようとしていた前日の夜のことでした。ペテロは鎖につながれ、二人のローマ兵士の間に置かれて眠っていました。処刑の前の晩、眠れるとは凄いなあと思います。番兵たちは、戸口で牢獄を見張っていました。要するに、ペテロは自分では逃げられないし、外部からの救出は、全く不可能な状況でした。ところが、主なる神様の使いが、突然ペテロのそばに立ったのです。光が獄中を照らしました。兵士たちは逃げ出したか、その場で卒倒してしまったかのいずれかでしょう。神の御使いは「早く起き上がりなさい」と言うと、鎖がペテロの両手からはずれて落ちました。ペテロには、神の御使いの仕業が現実のこととは考えられませんでした。ただ、幻を見ているように思われたのです。ペテロは、神の御使いについて行き、第一、第二の番所を通り過ぎ、エルサレムの町に抜ける鉄の門のところまで来たのです。すると鉄の門が、ギーっとひとりでに開いたので、門を出て、一つの通路に進んだとたんに、神の御使いはペテロを離れて去って行きました。
その時ペテロは、われにかえって言いました。「今、初めて本当のことがわかった。主なる神さまが御使いを遣わせて、ヘロデ王の手から、またユダヤ人たちの計画していたあらゆる災いから、私を救い出して下さったのだ。」
ペテロの救出劇は、誠に不思議でドラマチックでした。その背後には、教会の信徒たちの熱心な祈りが、ペテロのために、主なる神に献げられていたことを忘れてはなりません。
聖書の言葉です。「御使いはみな、奉仕する霊であって、救いを受け継ぐことになる人々に仕えるために遣わされているのではありませんか。」ヘブル人への手紙1章14節です。
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