人生を振り返って1-信仰のはじめ

出演者
安海靖郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 死や命について考えているとき

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アップロード日
2019.09.07
カテゴリ
人物・人生
放送日
2019.09.07

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世の光の時間です。おはようございます。安海靖郎です。ずいぶん久しぶりに、この番組でお話しをさせていただきます。実は、今週と来週で、私にとって最後の担当となります。この9月で、満77歳になり、これを区切りに引退させていただくからでございます。62年前に信仰を持つに至ったいきさつをお話して、お別れとしたいと思います。
 私は、キリスト教とは関係のないサラリーマンの家庭で、五人兄弟の末っ子として生まれました。中学二年生の時、友だちに誘われて初めて聖書の話を聞きました。そこで聞いた一節が、深く心に残ったのです。新約聖書ヘブル人の手紙9章27節の言葉です。「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」というのです。
 その頃、父方の祖母と母方の祖父が続いてなくなり、死についていろいろ考えている時でした。人はみな死ぬ。死んだらどこへ行くのか。良い人も良くない人もみんな同じなのか。毎晩のように考えていました。答えはありませんでした。この聖書の言葉を聞いて、何か心の中で納得がいき、聖書は誰も教えてくれなかったことを言ってると心ひかれ、それから真剣に聖書の話を聞くようになりました。
 中学三年生の夏に、那須温泉でのバイブルキャンプに行きました。そこで、旧約聖書のモーセの十戒についての優しい説明を聞き、びっくりしました。その五番目の「あなたの父と母を敬え」とは、祖父、祖母、目上の人をも敬うことだというのです。そうしていない自分を見透かされてるように思いました。それをきっかけに、初めて自分の心の中にある罪ということが分かりました。そこから、イエス・キリストが十字架にかかり、人の罪を赦し、清くして下さるっていうことに納得し感動しました。
 イエス様を信じた時の心の喜び、感激は、今も続いています。あなたも、このイエス・キリストを信じる信仰の喜び、感動を体験して下さい。また来週は、なぜ私がインドネシアに宣教師となって、ボルネオ島の奥地に10年間奉仕したか、そんなお話しをさせていただきます。

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