主の律法の書を見つけた

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.07.31
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 歴代誌第二 34章15節
放送日
2019.07.31

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世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。継続は力なり。聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがあるものですね。今日も聖書を開いてまいりましょう。歴代誌第二 34章15節から「主の律法の書を見つけた 」と題してメッセージをお伝えいたします。
 「ヒルキヤは書記シャファンに知らせて、『主の宮で律法の書を見つけました』と言った。」ユダ王国が衰退し、もう終わろうとしていた時代です。8歳のヨシヤが王となりました。彼は16歳で主を求め始め、20歳で宗教改革を始めて行きます。彼の父アモンは、全く神を求めないものでしたが、ヨシヤは違っていました。彼は徹底した宗教改革者となっていくのです。
 何が彼をそのようにさせたのか、敬虔な母親エディダの影響があったとも言われますが、おそらく今日読んだ一節、主の宮で律法の書を見つけ、それを読んだ衝撃が大きかったのでしょう。彼は、発見された律法の書を読む書記シャファンの声に耳を傾けながら、自分の衣を引き裂いてこう言ったとあります。「主を求めよ。私たちの先祖が主の言葉を守らず、すべてこの書に記されているとおりに行わなかったために、私たちの上に注がれた主の憤りが激しいからだ。」彼は、今のユダ王国の衰退ぶりを見、その手のほどこしようのない状態は何のためであったのか、聖書を読むことによって悟りを得たのです。そして、聖書の言葉に突き動かされて、彼は徹底した宗教改革者となっていくのです。
 そこで私が、なぜラジオで聖書を語っているのかと言えば、それも同じ動機、聖書が語っている言葉が真実であり、聖書が鏡のように、私たちの生きるべき道を示してくれることを覚えるからですね。私たち人間をお創りになって、私たちの世界を支配しておられる誠の神様が生きておられることは確かなことです。誰もその神様に注意もせず、神様の言葉に耳を傾ける者がいないからこそ、社会は罪にまみれ、争いと不正に混乱しているのでしょう。ぜひ、聖書を開いて読んで、人間やこの世について語っておられる真実に耳を傾け、人生、納得して生きる道があることを知っていただきたいものです。では、良き一週を祈ります。

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