神の導きを知る

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.07.16
カテゴリ
人物・人生
放送日
2019.07.16

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 世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
 今日は「神の導きを知る」という題でお話ししましょう。私たちの人生は一寸先は誰もわかりません。一寸先は闇です。ですから、私たちは明日はどうなるのか、将来のことが知りたいのです。キリスト信徒は、いつも神の導きと計画を尋ねて祈り考えています。
 さて、使徒ペテロは、今見た夢、幻は何のことだろうかと一人思案に暮れていました。
今見た夢、幻とは、天から大きなふろしきのような入れ物が降りてきて、その中に、今まで汚れたもの、食べてはいけないものとされていた動物たちが入っていました。それを、料理して食べなさいと、主なる神様が、ペテロに夢、幻の中で言われたのです。主なる神様は、三度もそのことをペテロに見せ、教えられました。ちょうどそのときです。コルネリウス百人隊長から遣わされた人たちが、ペテロの滞在している家を訪ねあてたのです。
 神様の導きの第一は、神の言葉や命令が、両者コルネリウスとペテロに与えられているということでしょうか。さてペテロは、屋上でなおも、幻について思い巡らしていますと、聖霊が語りかけます。「ご覧なさい、三人の人たちがあなたを訪ねてきています。さぁ、ためらわないで彼らと一緒に出かけるが良い。私が彼らをよこしたのである。」この聖霊様による語りかけは、ペテロの心にどれほどの平安と確信を与えたことでしょうか。
 第二に、神の導きは、不安や心配のあることに導くことはありません。そこでペテロは、その人たちのところに降りていって、「わたしがお尋ねのペテロです、どんなご用ですか。」三人は答えました。「正しい人で、神を敬い、百人隊長コルネリウス様があなたを家に招いて、お話しをうかがうようにとのお告げを、聖なる御使いから受けましたので参りました。」ヘテロは彼らと連れ立って出発しました。
 神の導きの第三が具体的な招きでしょう。ペテロは信仰による第一歩を踏み出したのです。信仰による一歩一歩、そこに神は道を作るのです。

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