イエス様の模範

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.07.12
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マルコの福音書 10章45節
放送日
2019.07.12

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世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
 イエス・キリストは、この中で一番偉いのは誰かと議論していた弟子たちに、このように語られました。マルコの福音書10章45節。「人の子も、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。」
 人の子とは、イエス様ご自身のことですね。天の御国で一番偉い方は一体誰でしょう。もちろん、それはイエス様です。そのイエス様が、神の栄光をかなぐり捨てて、人となって仕えるために来て下さったと聖書は教えています。そして、多くの人のための贖いの代価として、ご自分の命まで与えて下さったと記されていますね。
 ここで言われている贖いの代価とは、ちょっと難しいことばですが、奴隷を自由にするための身代金を表すことばなんです。実は聖書は、人は皆、罪と死の奴隷状態にあると教えています。不自由の中にいるのだというわけですね。でもイエス様が、ご自分の命を贖いの代価として支払って下さったので、私たちは罪と死の力から解放されて、自由になることができると約束して下さっているんです。さらにイエス様は、その自由を特別な限られた人のためではなくて、多くの人のために贖いの代価を払って下さったと記されていますよね。具体的には、イエス様が十字架について下さったということを通して、この大きな恵みを知ることができるんです。イエス・キリストは、罪など一つもありませんから、十字架につけられる理由がありませんね。しかし私たちの罪を背負って、ご自分の命と引き換えに私たちの罪を赦すために、十字架について下さいました。イエス・キリストが仕えるために来たとあるのは、ご自分の命をかけて、一人一人に救いを与えるためでした。
 聖書は、誰でもイエス・キリストを救い主として信じ、イエス・キリストが、十字架で私たちの罪を贖って下さったという事実を感謝して受け入れるなら、罪の赦しと永遠の救いを得ることができると約束しているのです。
 私たちは、イエス様の姿の中に、しもべの生きた模範を見ることができます。人は神のようになって、全てを支配したいという高慢な思いを持つことがありますが、それは混乱と分裂と破壊を生むだけです。でもイエス様は神であられる方なのに、罪ある私たちを愛し、徹底的に仕えて下さいました。そこに救いが開かれていくのです。

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