コルネリウス

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.07.02
カテゴリ
人物・人生
放送日
2019.07.02

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 世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は「コルネリウス」という題でお話ししましょう。今、私たちはペテロの巡回伝道旅行を学んでいます。
 さて、地中海の海沿いの町、カイサリアに住んでいたローマのイタリア隊の百人隊長コルネリウスとペテロは出会うことになります。さてカイサリアは、当時ローマ総督の管轄でした。コルネリウスはイタリア隊と呼ばれた部隊の百人隊長でした。彼は信心深く、家族一同とともに神を敬い、人々に数々の施しをして、絶えず神に祈りをしていました。コルネリウス隊長は、まだイエス様を知り、信じてはいませんでしたが、清潔で親切で正直で何よりも信心深い人でした。彼は外国人でしたが、旧約聖書を読んだり、ユダヤ人の敬虔な信仰生活を見て、ユダヤ人の宗教に心ひかれていたのではないかと思います。
 さて、そのコルネリウスが毎日規則正しく三時の祈りの時に祈っていますと、神の使いが彼のところに来て、「コルネリウスよ」と呼ぶのを幻の中ではっきりと見たのです。私たちは祈る動物です。毎日規則正しく祈る習慣の中で、天の神様とコンタクトを持てるのです。そして神に守られ、導かれ、恵みと祝福をいただけるのです。コルネリウスは神の使いを見て恐ろしくなり、「主よ何か用ですかと?」答えました。すると使いは言いました。「あなたの祈りや、施しは神の御前に届いて覚えられている。今、ヤッファに人をやってペテロと呼ばれるシモンという人を招きなさい。コルネリウス隊長は、しもべ二人と部下の中で、信心深い兵士一人を呼び、ヤッファへ送り出しました。私たちが、人知れずこの地上でささげる祈りと施しは、天の神に届いているのですね。そして、天の神にしっかり覚えられているということです。
 八木重吉の祈りの詩を紹介しましょう。病床での詩です。
「何はともあれ 私は死ぬる瞬間まで生きる!という努力を捨てない」

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