慰めの人

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.06.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 9章
放送日
2019.06.04

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は「慰めの子」という題でお話しします。私たちを慰め励まし助けててくれる人がそばにいてくれたら、私たちはどんなに嬉しいでしょうか。慰めの子とあだ名で呼ばれているバルナバの再登場です。使徒の働き9章の続きです。
 さて、ダマスコの町でキリスト信徒に改宗したサウロは、ユダヤ人たちに命を狙われましたね。そして夜、ダマスコの町を逃亡しエルサレムにつきました。そしてエルサレム教会の仲間に加わろうと努力しましたが、みんなのものは、サウロをキリスト信徒とは信じられませんでした。むしろ、恐れて近づこうともしなかったのです。当然です。つい最近まで、サウロがエルサレムの教会の人々に何をしたか知っていたからです。執事のステパノを殺害し、男や女を引きずり出し、次々に獄中に放り込み、改宗を迫り、教会を荒らしまわっていた人物でした。ところがバルナバ、慰めの子は、サウロの世話をかって出たのです。ペテロ、ヤコブ、そしてヨハネという人たちの所へ、サウロのためにとりなしの説明をしてあげたのです。
 まず、ダマスコへの途中で復活された主イエス様がサウロに現れて直接に語りかけたこと、第二、アナニヤさんから手を置いて祈りをしてもらって、失明した目を直してもらい、イエスを信じてバプテスマ、洗礼を受けたこと。第三、その後サウロはイエスの名で大胆に神の国の福音を述べ伝えた次第を、イエスの弟子である人たちに説明して聞かせたのです。
 このバルナバの仲介以来、サウロは使徒たちの仲間に加わることができました。そして、教会の人たちと交わり、主イエスの名によって大胆に神の国の福音を語りました。しかし、彼らユダヤ人たちが、サウロを殺そうと狙っていたのがわかりましたので、教会はサウロを故郷のタルトへと送り出しました。
 ところで、あなたにとってのバルナバ、慰めの子は誰でしたか。また、あなたも誰かのためにバルナバ、慰めの子となれるのです。

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