あなたがたは幸せになる
- 出演者
- 福井誠
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
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- アップロード日
- 2019.05.29
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[旧約聖書] 列王記第二 25章24節
- 放送日
- 2019.05.29
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」聖書を一日一日と読み進むごとに、不思議にも自然と養われていくものがあるものですね。では今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は列王記 第二25章24節「あなたがたは幸せになる」と題してメッセージをお伝えいたします。
「カルデヤ人の家来たちを恐れてはならない。この地に住んで、バビロンの王に仕えなさい。そうすれば、あなたがた。は幸せになる。」列王記最後の章は、エルサレムの陥落、南ユダ王国の最後が記録されています。この時、バビロンの王ネブカドネツァルは、南ユダ王国に援軍を送りかねない南側のエジプトを阻止し、さらに北側のフェニキアの港も封鎖し、エルサレムも孤立無縁にさせています。そして、侍従長ネブザルアダンによってエルサレムを攻撃させる、実に周到な戦略を持ってエルサレムを陥落させました。
しかしながら、それは預言者エレミヤによってあらかじめ語られていたことでした。しかも、エレミヤはその危機的状況の中で、「あなたがたはバビロンの王のくびきに首を差し出し、彼とその民に仕えて生きよ」と、バビロンに降伏して生き延びるように勧告していたのです。にもかかわらず、ゼデキヤはネブカドネツァルに反逆しすべてを失ってしまいます。バビロンの王ネブカドネツァルは、ゼデキヤに代わってゲダルヤを総督とし任命しましたが、ゲダルヤは、エレミヤの預言が誠の神の言葉であることを認め、イスラエルの民に、バビロンの王に仕えて神の祝福を得るように勧めるのです。
しかしなぜ、ゼデキヤはエレミヤの言葉を受け入れなかったのでしょう。ゼデキヤの周りには偽預言者がいたとされます。彼はエルサレムの陥落を告げるエレミヤよりも、バビロンの没落を告げる偽預言者の言葉を受け入れました。人には耳当たりの良い言葉、自分の願望を支える言葉に聞く弱さがあると思えば、よく理解できることですね。確かにいつも人は、真実の言葉よりも自分の思いや願いを支える言葉を探し求めているものです。しかしたとえ、耳に痛い言葉であっても神の言葉は私たちの究極的な幸せを告げるものです。聖書を開いて主の言葉に耳を傾けましょう。では良き一週を祈ります。
「カルデヤ人の家来たちを恐れてはならない。この地に住んで、バビロンの王に仕えなさい。そうすれば、あなたがた。は幸せになる。」列王記最後の章は、エルサレムの陥落、南ユダ王国の最後が記録されています。この時、バビロンの王ネブカドネツァルは、南ユダ王国に援軍を送りかねない南側のエジプトを阻止し、さらに北側のフェニキアの港も封鎖し、エルサレムも孤立無縁にさせています。そして、侍従長ネブザルアダンによってエルサレムを攻撃させる、実に周到な戦略を持ってエルサレムを陥落させました。
しかしながら、それは預言者エレミヤによってあらかじめ語られていたことでした。しかも、エレミヤはその危機的状況の中で、「あなたがたはバビロンの王のくびきに首を差し出し、彼とその民に仕えて生きよ」と、バビロンに降伏して生き延びるように勧告していたのです。にもかかわらず、ゼデキヤはネブカドネツァルに反逆しすべてを失ってしまいます。バビロンの王ネブカドネツァルは、ゼデキヤに代わってゲダルヤを総督とし任命しましたが、ゲダルヤは、エレミヤの預言が誠の神の言葉であることを認め、イスラエルの民に、バビロンの王に仕えて神の祝福を得るように勧めるのです。
しかしなぜ、ゼデキヤはエレミヤの言葉を受け入れなかったのでしょう。ゼデキヤの周りには偽預言者がいたとされます。彼はエルサレムの陥落を告げるエレミヤよりも、バビロンの没落を告げる偽預言者の言葉を受け入れました。人には耳当たりの良い言葉、自分の願望を支える言葉に聞く弱さがあると思えば、よく理解できることですね。確かにいつも人は、真実の言葉よりも自分の思いや願いを支える言葉を探し求めているものです。しかしたとえ、耳に痛い言葉であっても神の言葉は私たちの究極的な幸せを告げるものです。聖書を開いて主の言葉に耳を傾けましょう。では良き一週を祈ります。
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