目からうろこ

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.05.21
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 8章12節
放送日
2019.05.21

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
 今日は、「目からうろこ」という題でお話しましょう。「目からうろこ」何かをきっかけに、それまでの間違いに突然気付いたり、急に物事がよくわかるようになることを「目からうろこが落ちる」といいます。サウロという人物は、今そのような体験をしていました。使徒の働き9章の続きです。
 さて、アナニヤという信徒は出かけて行き、サウロに会いました。サウロは自分たちの仲間を脅迫し、暴力をふるい、獄に叩き込み、ある人を殺害するという凶暴な男です。しかし、今は失明し、人の手をかりなければ何もできない男でした。アナニヤは、手をサウロの上に置いて祈るように言いました。「兄弟サウロよ、あなたがダマスコに来る途中で現れた復活された主イエスは、あなたが再び見えるようになるため、そして聖霊に満たされるために、私をここにお遣わしになったのです。」
 するとたちどころに、サウルの目からウロコのようなものが落ちて、元通り見えるようになったのです。それだけではありませんでした。サウロに神の賜物である聖霊を与えたのです。聖霊に満たされたサウロは、イエスを神の子・救い主と告白してバプテスマ・洗礼を受けました。
 ところで、目が見えないことを失明といいます。明るさを失うと書きます。10円玉を目の前に持ってきますと、太陽も見えなくなります。私たちの心の目も、自分のためだけに生きようとしますと目がふさがってしまいます。そして、大切なものが見えなくなってしまうのです。物事の判断ができなくなってしまうのですね。ですから、私たちはいつも心の目を開いて下さるようにアナニヤさんのような人を遣わしてくださるように、主イエス様に祈っていきたいものですね。そして、何よりもイエス・キリストの十字架と復活されたイエスに心を向けることができるように祈っていきたいものです。
 イエス・キリストのことばです。「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」ヨハネの福音書8章12節

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