特別に愛された弟子ヨハネ

出演者
大嶋重徳
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • イースター

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アップロード日
2019.04.25
カテゴリ
人物・人生
放送日
2019.04.25

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 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
 さあ、今週はイースターを迎えました。イエス・キリストの十字架と復活の喜びの時を迎えています。
 聖書には、「これらのことについて証ししたもの、また、これらのことを書いたものは、その弟子である。そして私たちは、彼の証が真実であることを知っている。」とあります。これらのこととは一体何でしょうか。それは、イエス・キリストの復活です。イエス・キリストの復活を証しした者たちがいました。復活のことを書き記した者たちもいました。復活の証しが真実であることを、繰り返し繰り返し語り続けた者たちがいました。それがイエス・キリストの弟子であったのです。イエス・キリストの弟子の一人であったヨハネは、自分のことを「イエスが愛された弟子」と表現しました。特別、自分はイエス様に愛されていると思っていたのでしょう。他の弟子からすると、「いやいや自分だけ厚かましいだろう」と思ったかもしれません。しかしヨハネは、人がどう思うかなどは関係がなかったのです。他の誰よりも、自分はイエス様に愛されたという思いが、イエス様を証しさせたのだと思います。実は、私もまたそう思っています。「私はイエス様に愛されているなぁ」と。厚かましいかもしれませんが、他の誰よりも多めに愛してもらっていると思います。きっとラジオの前の皆さんの中でも、同じように思っておられる方がおられるかもしれません。イエス様は、そのようにイエス・キリストに従う者たちをことさらに愛されるのです。
 特別に愛されたという記憶は、私たちの心を暖かくします。私には姉と妹がいますが、ある時父が、姉も妹も連れていかず、私だけを特別に喫茶店に連れて行ってくれました。そして、そこでヨーグルトパフェを食べさせてくれたのです。「お姉ちゃんと妹には秘密だぞ」と言って・・・なんていう特別な味がしたでしょうか。「あー、お父さんは、僕を特別に大切に思ってくれている」と、心が暖かくなり、その時のブルーベリーソースの色は今も覚えています。後で聞くと、姉も妹も同じように連れて行ってもらったようでしたが・・・。
 復活されたイエス様が、私のそばに現れてくれた。この特別な喜びが弟子たちの中で爆発したのです。この目撃を伝えずにはいられなかったのです。どれだけ命が狙われて、秘密にしておくようにと言われても、ヨハネは語らずには、書かずにはいられなかったのです。それだけの特別な愛の記憶が弟子たちにはありました。
 今朝も、あなたを特別に愛してくださるイエス様の愛が注がれています。その目撃者に、あなたもぜひなってください。

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