十字架の目撃者アリマタヤのヨセフ

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • イースター

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アップロード日
2019.04.20
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ペテロの手紙第一 2章24節
放送日
2019.04.20

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世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。「世の光」では二週にわたってイースタースペシャルをお送りしています。今週は、キリストの十字架の目撃者に焦点をあててお話しをしています。
 今日は、キリストの十字架の目撃者である、アリマタヤのヨセフのことを、ルカの福音書からお話しします。ルカの福音書は、十字架につけられたイエスが大声で「父よ私の霊ををあなたの御手に委ねます。」と言って、息を引き取られたことを語っています。その現場にアリマタヤのヨセフがいました。ルカの福音書は、「彼がユダヤの最高法院の議員で善良で正しい人であった」と語っています。そして彼が、ユダヤ人の町、アリマタヤの出身で神の国を待ち望んでいたことを語っています。彼は信仰深い人だったのです。福音書は、そんな彼が議員たちの計画や行動には同意していなかったと教えています。議員たちの計画と行動とはイエスを殺すことでした。議員たちは、イエスをねたんで殺そうと計画しました。自分たちに死刑を執行する権限がないので、ローマの総督ピラトにイエスを訴えて死刑にしようとしたのです。ヨセフはそれに同意していませんでした。しかしイエスは、十字架で殺されてしまったのです。
 ヨセフは、イエスを葬ろうとしました。それで総督ピラトに、イエスの体の下げ渡しを願いでました。その願いは聞き入れられ、彼はイエスのからだを十字架からおろして、亜麻布で包み、まだだれも葬られていない岩に堀った墓に収めたのです。イエスは本当に十字架で死なれました。しかし、そのことは絶望ではありません。使徒ペテロは、「イエスの十字架が人の救いである」と教えています。聖書の言葉をお読みします。
「キリストは自ら十字架の上で、私たちの罪をその身に負われた。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるため。」
新約聖書ペテロの手紙第一 2章24節。明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にいらして下さい。

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