喜びながら旅を続けた

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2019.04.09
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 8章
放送日
2019.04.09

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世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
 今日は「喜びながら旅を続けた」という題でお話しましょう。
 四苦八苦の人生の旅路を、喜びながら旅を続けられたらどんなにか幸でしょうね。使徒の働き8章には、イエス・キリストを神の子と信じて、バプテスマ(洗礼)を受けたエチオピアの高官が、喜びながら旅を続けた事件が描かれています。
 伝道者ピリポは、ガザへ下る道でエチオピアの高官に出会います。そして彼は、馬車の中でイザヤ書53章を声に出して読んでいるところでした。ピリポは駆け寄って「あなたが読んでいることがお分かりですか」と尋ねました。彼は「誰かが手引きしてくれなければ、どうしてわかるでしょう」と答えたのです。そして馬車に乗って一緒に座るようにとピリポに勧めました。ちなみに、エチオピアの高官が読んでいた聖書の箇所は、旧約聖書のイザヤ書53章からの言葉でした。「彼は屠り場に引かれていく羊のように、また、黙々として毛を刈るものの前に立つ雌羊のように口を開かない。彼は卑しめられて、その裁きも行われなかった。」高官は、ピリポに向かって質問しました。「お尋ねしますが、ここで預言者は誰のことを言っているのですか?」そこでピリポは口を開き、この聖書の箇所から解き明かしてイエス様のことを述べ伝えました。
 「この彼とは、私たちの罪を取り除くために来られた、神の子羊、イエス様のことです。私の罪のために身代わりになって十字架に死なれ、3日目によみがえってくださいました。」この神の子イエスを信じるものは救われるのです。高官はピリポに言いました。「ここに水があります。私がバプテスト(洗礼)を受けるのに何か差し支えがありますか? 私はイエス・キリストを神の子とを信じます。」「あなたが真心から信じるなら、受けて差し支えありません。」そこで馬車を停めさせ、ピリポと高官と2人とも水の中に降りていき、ピリポが高官に、バプテスト(洗礼)を授けました。高官は喜びながら旅を続けたのです。あなたもこの四苦八苦の人生の中で、イエス・キリストを信じて喜びながら人生の旅路を続けませんか。

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