神の箱が奪われる

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2019.04.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] サムエル記第一 4章
放送日
2019.04.06

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世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日は、旧約聖書第一サムエル記4章からお話しします。その前に、まず2章で語られている、祭司のホフニとピネハスのことをお話ししておきたいと思います。
 彼らは、神に仕える祭司であったのに、神に従わないよこしまなものでした。神に捧げる生贄の肉を、人々から横取りしていました。それだけではありません。彼らは、神に仕える女性たちと 不信仰を行っていました。さて、4章では、イスラエルとペリシテとの戦いが語られます。戦いが始まると、イスラエルはペリシテ 人に打ち負かされて、約4千人が戦場で殺されてしまいました。
 そこでイスラエルの長老たちは、神の契約の箱を我々のところに持ってこよう。そうすれば、その箱が我々を敵の手から救うだろうと考えました。こうして、神の契約の箱がイスラエルの陣営に運ばれました。イスラエルの陣営は歓声に包まれました。ペリシテ人その声を聞き、神の箱がイスラエルの陣営に来たことを知って、「困ったことだ。神がイスラエルに来た」と恐れましたが、さあ、ペリシテ人をふるい立て、男らしく戦おうと言って、ペリシテ人は奮い立って戦い、なんとイスラエルを打ち負かし、神の箱を奪ってしまいました。そしてこの戦闘で、あのよこしまなホフニとピネハスは死んでしまいます。たとえ祭司であっても、悪を行う者は裁かれます。
 新約聖書コリント人への手紙第二 5章10節で、このように語られています。「私たちはみな、善であれ悪であれ、それぞれ行いに応じて報いを受ける。」
神は、悪をそのままにして見過ごされることはありません。必ず悪を裁かれます。私たちも例外ではありません。すべての人は罪を犯しているために、裁かれなければなりません。
 しかし、神は救いの道を用意してくださいました。それがイエス・キリストの十字架です。「罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」新約聖書ローマ人への手紙6章23節。
 明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にいらしてください。

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