起き上がった者の幸せな歩み

出演者
水谷潔
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.09.24
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 5章
放送日
2022.09.24

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。今週番組を担当する愛知県にあります春日井聖書教会協力牧師の水谷潔です。
新約聖書のヨハネの福音書5章でイエス様はエルサレムにあるベテスダという名前の池を訪れます。ベテスダの池には「水がかき回れるように動いたとき最初に入った人は病気が癒やされる」という言い伝えがありました。ですから、池の周囲には病気で苦しむ人たちが多く伏せっていました。その中に38年間も病気にかかっている男性がいて、イエス様はその人が長く横になっているのを知って、こう問いかけます。
「良くりたいか」彼は素直に良くなりたいですとは言えず、こう言います。「主よ。水がかき回されたとき、池の中に入れてくれる人がいません。行きかけると、ほかの人が先に下りて行きます。」彼は良くなれない境遇を嘆くばかりでした。しかし、イエス様は「起きて床を取り上げ、歩きなさい」と語りかけます。
すると彼の病は癒やされ、彼は立ち上がり歩き始めました。そうです。イエス様は良くなりたいという思いを失った者でさえも、決して見捨てず無条件で愛してくださる方、そして立ち上がらしてくださる方なのです。自分で自分を諦めてしまっていても、イエス様は決して私たちを諦めません。そして、イエス様とともに歩むようにと私たちを導いてくださいます。
その後、彼はどんな歩みをしたでしょう。しばらくして、彼は宮でイエス様に出会います。感謝の思いを持って、神様に彼は礼拝をささげていたんです。彼が自らの足で歩むようになって初めてしたことは礼拝でした。また、そこで出会ったイエス様から、これからは罪を犯さないようにと諭されます。彼はこの語りかけを受けて罪から離れた歩みをしていったことでしょう。
さらに、このあと彼は、イエス様を憎んでいた人たちを恐れることなく、自分を癒やしたのはイエス様なんだと証言しました。癒された後の彼の歩みは、礼拝をささげる歩みであり、神様が悲しまれるような罪を離れる歩みであり、イエス様のしてくださったことを証言する歩みでした。それは今も変わりません。イエス様と出会ってから始まる新しい歩み。それは神様に礼拝をささげ、罪を離れ、イエス様の素晴らしさを証言するに他なりません。ベテスダの池にいた男性のように、あなたもイエス様と出会い、立ち上がらせていただき新しい歩みを始めませんか。

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