「世の光」の時間です。今週はクラリネット奏者で音楽宣教団体ユーオーディアの代表を務める柳瀬洋さんの話をお送りしました。最終回の今日は現在の活動です。

今は個人としてはクラリネットを持って、国内外を飛びまわっております。でもこの2年近くは、コロナでその活動が本当に制限されて、ちょっと心はムズムズしているというか早く活動を再開したいなと思っているところです。
このユーオーディアというクリスチャンの音楽家たちの活動は3つの柱があるのですね。それは「賛美」と「音楽宣教」と「教育」というこの3つの働きがあります。 この「賛美」というのは神様をほめたたえるという意味ですけれども、これは毎年ですね全国からメンバーが集まってきてオーケストラと合唱団でコンサートを持っています。そのために毎回新しい曲も作曲して日本語の新しい賛美歌を発表する場にもなっています。それから全国各地で音楽祭を開催したりしています。
音楽宣教の働きは、全国の教会にチームで分かれて行って、教会でコンサートをして、そこで神様の素晴らしさを証しするとともに音楽を奏でているのですけれども、被災地にも毎年出かけて行って現地の教会をまわっています。最近では福島とか宮城とか古くは阪神大震災の時に出かけていったり、それから広島の土砂災害の時には広島に出かけていったり、今、頻繁に災害が起きていますよね。そういう所に、私たちも音楽の側面から何かできないかということで駆けつけています。
それから2005年タイのバンコクにユーオーディア世界音楽宣教センターが設立されました。このバンコクから世界に私たちを派遣するという音楽宣教ツアーが始まったのですね。もう今までに100回以上の公演をしてきましたけれどもこれも本当に神様の恵みだなあと思っています。
それから教育に関していうと、私たちはユーオーディアアカデミーという学校を創設しました。これは音楽を学ぶ学び舎はたくさんあるのですけど、この賛美を学ぶ学校を創設しました。音楽伝道を志す人やまた教会で音楽の奉仕を、賛美の奉仕をしたいという人、また子どもたちのための学び舎を創設したりしています。