イスラエルの救い①

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2021.11.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 11章
放送日
2021.11.18

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
東京オリンピックの開会式で、ミュンヘンオリンピックで亡くなったイスラエルの選手たちの追悼のときが持たれました。この追悼は歴史的に意義のあることであったと思います。
イスラエルは私たちに与えられる神の救いに関わる重要な人々です。聖書が教えている神の救いの計画では、まずイスラエルに救いの福音が知らされました。そしてイエス・キリストの十字架と復活によって神の救いがもたらされました。さらに神はキリストの福音をイスラエル以外の世界の人々にも知らされたのです。
新約聖書のローマ人への手紙11章にはイスラエルの救いのことが語られています。イスラエルは神に選ばれた神の民でした。しかし、彼らは神に対して不従順で反抗する民となってしまいました。それで彼らは神によって国を滅ぼされてしまいました。
その後、新約聖書の時代ローマ帝国が彼らを支配するようになったのです。そこに救い主であるキリストがやってきました。彼らはそのキリストを信じるどころか、妬んで十字架につけて殺してしまいました。そしてキリスト教会をも迫害したのです。
旧約の時代と同じように、彼らは神に不従順で反抗する民となってしまったのです。とするとイスラエルは滅ぼされて救われないのでしょうか。
聖書は旧約聖書の実際にあった出来事を根拠にして「決してそんなことはありません」と語っています。旧約の時代、預言者エリヤは信仰者が自分一人しかいなくなってしまったと神に嘆きました。すると神は「私を信じて従う者を7000人残している」と信じる人がまだいることを教えられました。
新約の時代にもイスラエルの中にキリストを信じる者が残っているのです。神の約束のことばを思い出しましょう。「主の御名を呼び求める者はみな救われる。」神に不従順であった人でも神に救いを願うなら神は必ずその人を救ってくださいます。

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