ルカの福音書-79 権威ある言葉③

出演者
大嶋重徳
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.11.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 4章
放送日
2021.11.03

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。今週の箇所、ルカ4章では、カペナウムという場所で悪霊につかれた人が出てきます。
悪霊と訳されているダイモニアンということば、人間を宿命付け、縛り付け、人生はあきらめさせようとする力のことです。
私たちは、権威に弱いものです。ある権威にあふれた人が何かを言うと、その権威に縛り付けられるということがあるでしょう。「霊的な権威」というものもあるでしょう。人生を超えた、ある超自然の世界を解き明かす霊能者たちに、意外と簡単に芸能人や政治家、スポーツ選手がやられてしまう。それは、「これからどうなっていくのだろうか」という不安が人間の中にはあるからでしょう。その不安を狙い、権威がかって、心配を煽ってくる権威的な力があるのです。
今日、あなたを縛り付けてくる権威的な力とは何でしょうか。近所のおせっかいな人の噂話でしょうか。予備校の出す偏差値でしょうか。あなたの親が子どものころから、あなたを縛り付けてきた価値観ですか。もしくは、あなたがあなたを縛り付けているあなたの理想としているあなたの姿でしょうか。
イエス様は悪霊に言われました。「黙れ。その人から出て行け。」イエス様は、ダイモニアンそんな力に「黙れ」と言われます。そして、縛り付けてくる力に苦しめられている人に対して、「もう、あなたにそんなことばは聴かせない」と言ってくださるのです。イエス様のことばは、神の権威にあふれたことばでした。世の中の権威とされることばではなく、怪しげな霊の権威でもなく、聖い神の権威にあふれたことばでした。とらわれている人を自由にすることばでした。イエス様の説教のことばは、悪霊とはかけ離れた価値観が語られていたのです。
今日もそうです。イエス様は、あなたの心を縛り付けてくる誰かのことばなど「関係ないよ」と言われます。「あなたは私に愛された存在だよ。あなたは私が十字架にかかるほどまでに、愛した大切で特別な存在なのだ。私は、あなたを縛り付けるものに今日はっきりと言う。『黙れ』と。『あなたの人生からそんなことばを追い出す』と。」
イエス様は、今日あなたの人生に自由をもたらしてくださるのです。このイエス様のことばを受け入れ、このイエス様のことばに解き放たれていく人生を歩みませんか。今日、この救いがあなたの前にあります。

コメント

品田美紀
でんわ世の光のメッセージがもう一度PCでお目にかかれるとは思いませんでした。
先日のメッセージで聞いたダイモニアンについてもう一度知りたいとダイモニアンの意味を検索していたところ、まさにそのメッセージをここで見ることができるなんて思いもしませんでしたので感激とともに感謝でいっぱいです。
今気づきましたがメッセージを聞くこともできるのですね。
世の光を運営している皆様のたゆまぬ努力に感謝です。
寒さ厳しい季節がやってきますしコロナ禍もあり、大変なご苦労を伴うことでしょうが、ご活躍を心よりお祈りしております。

思っていることがうまく文章にできませんがお身体に気を付けて。
この働きに主の護りと祝福がいつも共にありますように。
栄光在主

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