すべての人の父であるアブラハム2

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2021.09.29
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 4章17節
放送日
2021.09.29

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。 昨日に続いて、イスラエルの父祖であるアブラハムについてお話しします。
アブラハムという名前は、アブは父、ラハムは国民という意味があります。この名前は、神が彼に与えられた名前です。そのとき、神はその名前の通りアブラハムは多くの国民の父となると約束されました。
新約聖書のローマ人への手紙は、このアブラハムはすべての人の父であると教えています。それは、アブラハムがすべての人の模範であることを示しています。神を信じたアブラハムを神が義と認められたように、神を信じる人は、神は必ず義と認めてくださるというのです。今日は、このアブラハムの信仰についてお話しします。神が義と認めてくださる信仰とはどんなものでしょうか。
聖書は「彼は、死者を生かし、無いものを有るものとして召される神を信じた」「彼は望み得ない時に望みを抱いて信じた」と語っています。
アブラハムは、およそ百歳になっても、まだ子どもがいませんでした。自分のからだがすでに死んだも同然であること、また妻のサラの胎が死んでいることを認めても、その信仰は弱まりませんでした。アブラハムは、子どもを産むことは無理であることを認めながら、神が自分たちに子どもを与えてくださり、たくさんの子孫を与えてくださると信じたのです。
アブラハムは、神はたとえ死んでいても、よみがえらせることのできるお方であり、どんな人にも子どもを与えることができるお方であると信じていたのです。そして神は、そのアブラハムを義と認めて、約束の通り子どもを与えられました。そのことは、私たちのためでもありました。聖書はこう教えてくれています。イエスを死者の中からよみがえらせた神を信じる私たちも、義と認められるのです。私たちの身代わりとして死なれたイエスを神はよみがえらせました。このことを信じるなら、神はその人を必ず義と認めてくださいます。

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