神の恵みの中で歳を重ねる

出演者
山本陽一郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2021.09.20
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] イザヤ書 46章3、4節
放送日
2021.09.20

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。今週は私がメッセージをお届けします。今日は敬老の日です。おじいちゃん、おばあちゃんに、日ごろなかなか伝えられない感謝の気持ちを届ける良い機会です。
私の祖父母は、すでに天国に引っ越していますので地上では会えません。でも、牧師として日々多くのご年配の方と関わらせていただいています。おひとり、おひとりとの出会いが与えられ、今ご一緒に歩ませていただけることを感謝しています。
クリスチャンのご年配の方々とお話ししていると、あることにいつも感動させられます。それは、その口から感謝の言葉がたくさん生まれることです。もちろん、人間なので、気弱になるときもあるし、体の不調もあります。でも、それだけに終わらず、感謝が本当に自然と出てくるのですね。
なぜでしょうか。それは神がいつも私とともにいて、この人生を真実に守ってくださると信じておられるからです。
それが生き方として根を張り、実を結んでいるのです。聖書のイザヤ書46章3節、4節にこうあります。「ヤコブの家よ、わたしに聞け。イスラエルの家のすべての残りの者よ。胎内にいたときから担がれ、生まれる前から運ばれた者よ。あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。あなたがたが白髪になっても、わたしは背負う。わたしはそうしてきたのだ。わたしは運ぶ。背負って救い出す。」
まことの神は人に運んでもらうのではなく、逆に人を運び救い出してくださるお方であると言われています。あなたがたが胎内にいたときからずっと、生まれる前からずっと、そしてあなたがたが歳をとっても、ずっと同じだと約束してくださいます。この神の守りと救いを知るとき、感謝と平安が湧き上がってくるのです。
以前、幼い子どもが高齢者施設で、無邪気にこう質問しました。「おじいちゃん、おばあちゃんは大きくなったら何になりたいですか?」と。するとある方が微笑みながら、こう言われたのです。「素敵な質問ですね。私はありがとうを忘れないおばあちゃんになりたいです。」なんと美しい答えだろうと感激しました。私たちも、神の恵みの中で感謝しつつ、歳を重ねられたら本当に幸いなことですね。

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