パウロの弁明3「主からのミッション」

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき

もっと詳しく見る

アップロード日
2021.09.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 26章
[新約聖書] コリント人への手紙第二 2章17節
放送日
2021.09.06

いいね登録

     登録数:0

いいねリストを見る

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、板倉邦雄です。今日は、「パウロの弁明 その3『主からのミッション』」という題でお話ししましょう。
 復活された主イエスに出会ったパウロは、キリスト信徒に回心します。そして、主イエスから新しいミッション、使命が与えられました。使徒の働き26章の続きです。
 パウロの弁明は続きます。「復活の主イエスは、私に語りかけました。さあ、起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしが今日、あなたに現れたのは、あなたがわたしに会った事と、あなたに現れて示そうとしている事を立証し、わたしの苦難の十字架と復活の出来事を伝える勤めに、任じるためです。」
 パウロは、サウロという名前の時、ひどく荒れ狂い、キリスト信徒を迫害していました。それは、自分からとげのある棒を蹴り続け、傷を負い、血を流し続ける愚かな行為でした。復活の主イエス様は、荒れ狂うサウロの暴走を止めに入ったのです。パウロは、復活の主イエスの光と輝きのために倒れ、一時、失明します。しかし、これからパウロは起き上がり、自分の足で立つようになります。まさに、主イエス・キリストにある事実でした。今まで、自分の力や他の人に頼った人生でした。しかしこれからは、主イエスの十字架と復活を頼った、新しい自立の人生が始まったのです。
 パウロは、コリント人への手紙の中でこう語りました。「だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。」
 パウロの人生に起こった新しい創造は、新しい使命、ミッションを、パウロに与えたのでした。それは、自分のような者のために十字架で苦しみ、私の罪の身代わりとなって下さったイエス・キリスト、そして、私を罪のない、神の前に義とするために、よみがえられたキリストに出会うことを証しする、キリストの証人になることだったのです。
 さて今、私たちは、主イエス様からどのような任命を受けているでしょうか。子育てをしていることですか。また、介護をしていることですか。パートの仕事をしていることですか。あるいは、病気と過ごしている時でしょうか。どのような状況にありましても、その居場所で、キリストの証人とさせていただきたいのです。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ