信頼と希望の輝き~いつまでも残る3つのもの①~

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 死や命について考えているとき

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アップロード日
2021.08.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コリント人への手紙第一 13章13節
放送日
2021.08.19

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 「世の光」の時間です。お変わりありませんか、岩井基雄です。今年で70周年を迎えるラジオ番組「世の光」は、時代が変わっても、決して変わることのないものを届けています。聖書は、いつまでも変わることのないものが三つあると語ります。そのうちの二つを、今日学び、明日は、その中でも最も大切なものを学びましょう。今日の聖書の箇所をお読みします。
 「こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。」新約聖書 コリント第一の手紙13章13節
 最初の二つは、「信仰」と「希望」です。この箇所は、今のギリシャ、コリントの町にある教会にあてた手紙で、当時コリントは、非常に栄える中心的な町でしたが、性的混乱をはじめ、秩序の混乱があったのです。そして、当時のキリスト教会にも影響を与えていました。その中だからこそ、聖書は彼らに、本当に大切なものに心を留めて歩ようにと促しました。
 その最初が「信仰」でした。それは、「信頼」とも訳すことができ、全世界を創造された神様に信頼して歩むことでした。人間の力に頼り、混乱をきたしていた人々に、何よりも神様に信頼して歩むよう促したのです。それこそが、神を知る者が決して失ってはならないものでした。
 どんな状況の中でも、私たちは永遠の神様に信頼をおき、神の存在と力を信じて歩むことができるからです。
 第二は「希望」です。それも、神によって与えられるものです。どんな困難や痛みが私たちを襲おうとも、神様に信頼をおくものには希望があるからです。哲学者キルケゴールは、「死に至る病は『絶望』である」と語りましたが、確かに、失望や絶望は、私たちから生きる力を奪います。
 しかし、神の御子イエス・キリストは、私たちの罪の身代わりに十字架にかかってくださいましたが、三日目に死に打ち勝って、よみがえってくださったのです。死をも打ちやぶる永遠の希望が、神の御子キリストにあってあるのです。あなたにも、失望に終わることのない永遠の希望が用意されているのです。あなたも、いつまでも変わることのない、神への信仰とキリストにある永遠の希望を、ご自分のものとして、力強い人生を歩んでいきませんか。

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