土の器の内なる輝き

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.08.17
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コリント人への手紙第二 4章6節
[新約聖書] コリント人への手紙第二 12章9節
放送日
2021.08.17

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 「世の光」の時間です。お元気ですか、岩井基雄です。昨日は、私たちは土の器で、神様が私たちを造られた陶器師であることを学びました。今日は、「土の器の内なる輝き」について考えましょう。 
 聖書は私たち人間を、もろく、欠けやすい土の器として表現します。確かに私たちは弱く、地上の生涯を終えると、体は土に戻ります。器である私たちの体も大切ですが、その内側の心やたましいは、もっと重要ではないかと思わされるのです。
 神様を賛美する「土の器」という歌があります。東京の世田谷にある玉川聖学院というミッションスクールの卒業生が作った曲です。土の器の内側にある輝きが、器の欠けたところから、周りに、光と輝きを届けていくという歌で、私の大好きな賛美の一つです。この歌は、次の聖書の箇所をベースとしているようです。
 「『闇の中から光が輝き出よ』と言われた神が、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせるために、私たちの心を照らしてくださったのです。私たちは、この宝を土の器の中に入れています。」新約聖書 コリント第二の手紙4章6節、7節
 陶器師である神様の御手で造られた私たちも、弱さや欠け、ひびを経験します。そして、本来の役割を果たせなくなるのです。しかし、弱さに妨げられず、欠けさえ用いて、神様によって与えられた愛と光が、周りの人々に届られていくとは、なんという恵みでしょうか。
 しかも、「闇の中から光が」と語られているように、私たちの心の闇、すなわち、罪の汚れを、キリストが光に変えてくださるのです。それは、キリストが私たちの身代わりに、罪のさばきを受け、私たちの罪が赦される道を開いて下さったからです。それゆえ、キリストを信じ、受け入れるすべての人の心から、神の栄光を知る、恵みの光が輝くのです。
 神の栄光の輝き、恵みの輝きを、あなたもご自分のものとして受け入れませんか。あなたがどんなに、自分の弱さに悩むことがあったとしても、その内側に、すばらしい光と輝きを、神様があなたに与えて下さるのです。
 キリストのことば「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」コリント第二の手紙12章9節

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