イエスがそばに立っておられる

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.08.14
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 23章11節
放送日
2021.08.14

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 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。ラジオは、送り手と受け手の関係を、パーソナルな親しい関係にするメディアと言えます。今日も、あなたに神のことばをお届けしたいと思います。
 私が奉仕している教会の今年度の主題は、「主とともに歩む」です。コロナ渦で、ソーシャルディスタンスを取らなければならない時代です。でも、イエス・キリストは、いつもともにいてくださいます。教会は、その主としっかりとつながり、主とともに歩んでいけることを願っています。
 断絶の時代です。人の絆、家族をも分断してしまうこの時代にあって、キリストこそ断絶の壁を取り払い、私たちに幸せな絆を作って下さるお方です。そのことを聖書が教えてくれています。今週は、神のことばを宣べ伝えている、パウロのことをお話ししてきました。
 パウロが、律法のことでユダヤ人に訴えられて、最高法院で尋問を受けたときのことです。パウロは弁明をしますが、議員たちは一致団結してパウロを攻撃していました。そんなとき、パウロは議員たちの一部がサドカイ人で、一部がパリサイ人であるのを見てとって、「私はパリサイ人です。私は死者の復活という望みのことで、さばきを受けているのです。」と言いました。
 パリサイ人は、人の復活を信じていました。しかし、もう一方のサドカイ人は、人の復活を認めていませんでした。パウロのこの発言によって、議員同士が真っ二つに分かれて激しい論争が始まりました。その裁判を監視していたローマの千人隊長は、パウロに危害が及んではいけないと、彼をその場からローマ軍の駐屯地の兵営に移しました。
 その夜のこと、なんとイエス・キリストがパウロのそばに立たれました。「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証しをしなければならない」と言われたのです。主イエス・キリストは、いつもパウロとともにいて、ともに歩んでおられたのです。今も主は、私たちとともに歩んで下さるお方です。

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