パラダイスへの招き

出演者
工藤篤子(ゴスペルシンガー)
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2021.08.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 23章43節
放送日
2021.08.06

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 「世の光」の時間です。ゴスペルシンガーの工藤篤子です。私は小さい時から、よく物を盗む万引き少女でした。高校生の時、偶然、ラジオで「世の光」を聴き、メッセンジャーの先生が、「神は、生きておられます。」と語られたその一言が、何か一条の光のように心に差し込み、この生きた神様を求めるようになりました。
 そして留学先のスペインで、聖書を通して、生きた神様であるイエス様に出会うことができました。イエス様は、神であられるのに、人として地上に生まれました。それは、私たちの身代わりとして、十字架にかかってくださるためでした。
 イエス様が十字架にかけられた時、その右と左に、二人の強盗が十字架にかけられました。人々は、イエス様をあざけりました。その時、イエス様は、こう、叫ばれました。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか分からないのです。」
 強盗の一人は、それでもイエス様をののしって、「おまえはキリストではないか。自分とおれたちを救え」と言いました。すると、もう一人の強盗はこう言いました。「イエス様。あなたが御国の権威をもって来られるとき、私を思い出してください。」
 イエス様はこう答えました。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」
 パラダイスとは、天国のことです。信じた強盗は、イエス様の最初の祈り「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか分からないのです。」という祈りを聞いて、この人が本当に神の子であったこと、この方は罪がないのに自分たちの罪を赦すために、十字架にかけられているのだということがわかったのです。
 私も、この強盗のように、物を盗む者であり、本来は、十字架でさばかれるべき者でありました。けれども、イエス様は、私の身代わりに十字架にかかってさばかれました。そして、父なる神様に。「赦してください。」と叫んでくださり、しかも、天国に招いてくださいました。
 今日、十字架のイエス様のことば「パラダイス」つまり、天国への招きのことばが、皆さんの心に届きますように。

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