聖霊で導かれて祈る

出演者
山本陽一郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 眠れないとき

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アップロード日
2021.07.30
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] エペソ人への手紙 6章18節
[新約聖書] ローマ人への手紙 8章26節
放送日
2021.07.30

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 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。私たちの暮らしに欠かせない水、冷やせば氷になりますし、熱すれば水蒸気になりますね。このように一つの物質が温度によって、固体、液体、気体と姿を変えることを「物質の三態」といいます。
 それから、私は、妻の夫であり、子どもたちの父であり、親の息子でもあります。三人の私がいるのではなく、みんな一人の私です。なぜ、こんな話をするのかというと、神が三位一体、三つで一体であるという事実を、例えを用いて、なるべくわかりやすく説明したいと思ったからです。
 しかし、どうしても限界がありますね。なぜなら、神の他に、三位一体というものは存在しないからです。神は、ただお一人であり、同時に、父・子・聖霊というお方です。そして、神ご自身のうちに愛の交わりを持っておられます。ちょっと難しく感じられるかもしれませんね。でも、この事実と私たちの祈りとは、深い関係があるのです。私たちは、この神のご性質に似せて造られたので、私たちもまた、神との交流、会話を求めるのです。それが祈りです。
 聖書のエペソ人への手紙6章18節に、「あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。」とあります。
 私たちの祈りは、聖霊に導かれて献げます。また聖霊によって、私たちは天の父なる神を呼ぶことができます。さらに、ローマ人への手紙8章26節にはこうあります。
 「同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです。」
 聖霊は私たちに、何を祈ればよいかを教えてくださいます。それだけでなく、心が沈んで、私たちが祈れないと思うような時でさえも、そのことばにならない祈りでさえも、聖霊は、父なる神のもとに届けて下さるのです。このことを知る時、深く慰められ、支えられるのではないでしょうか。
 あなたも、祈ってみてください。祈りを通して、私たちを愛してくださる三位一体の神をもっと知り、神と親しくなりましょう。

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