天の父に祈ろう

出演者
山本陽一郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 眠れないとき

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アップロード日
2021.07.27
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ローマ人への手紙 8章15節
放送日
2021.07.27

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 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。教会に初めて行った方にとって、一体、これは何だろうと思うものの一つは、祈りかもしれませんね。「いつ、『アーメン』と言えばいいのかな?」とか、また、クリスチャンの皆さんの中にも、自分の祈りに自信がないという方や、りっぱなお祈りをしなくちゃと緊張してしまう方、いらっしゃるのではないかと思います。私自身がそうでした。でも、祈りについて知っていくと、「よし!もっと祈ろう!」と思えるようになるのですね。ということで、今日から「祈り」について、皆さんにお話ししていきます。
 聖書の中に記されている祈りのほとんどは、父なる神に向けて献げられています。三位一体ということばを、聞いたことがあるでしょうか。もともと、キリスト教用語なのですが、少し前に、三位一体の改革というふうに、政治の世界でも使われました。意味は、三つで一体ということです。父・子・聖霊の三つで、ただお一人の神であるということなのですね。その父なる神が、基本的には私たちの祈りの対象となります。実際、イエス・キリストも福音書の中で何度も、「父よ」と祈っています。大事なのは、私たちが祈る対象は、「父」という人格的な神だということです。
 新約聖書 ローマ人への手紙8章15節「この御霊によって、私たちは『アバ、父』と叫びます。」「アバ」とは、アラム語で「パパ」「お父ちゃん」と言うような幼児のことばです。「パパ、今日、お友だちと遊んだよ。」「父ちゃん、痛いよー、転んですりむいちゃったよ。」うれしい時、悲しい時、幼い子どもがお父さんに話しかけるように、私たちも、父なる神様を呼ぶことができる。祈りはまさに、親子の会話なのですね。
 イエス・キリストも、「アバ、父よ」と祈られました。それも、十字架にかかる直前にです。私たちにとっても、苦しい時、大変な中にある時こそ、まず祈ることが大切ではないでしょうか。上手い下手は重要ではありません。いつでも、どこでも、どんなことでも、神に話しかけてみましょう。なぜなら、神はいつも、あなたと一緒におられるからです。天のお父さんの神様は、あなたが祈るのを心から待っていてくださいます。

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