教会の情熱があなたに

出演者
大嶋重徳
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2021.07.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 4章
放送日
2021.07.19

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 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。今年は、ラジオ番組「世の光」を放送している、太平洋放送協会の創立70周年となります。
 「世の光」は、その翌年1952年8月、北日本放送で最初の放送がされました。当初の番組タイトルは「暗き世の光」、宣教師のメッセージを日本語に訳し、当時の学生に読んでもらったというのが最初の番組だったようです。70年近くにわたっての長寿番組は、なかなかありません。NHKの紅白歌合戦のラジオ放送が、同じく今年70周年だそうです。また、長寿番組として有名なテレビ番組の「徹子の部屋」でも45年です。戦後、間もなくの日本で、当時、最先端のメディアであったラジオを用いて聖書のことばを伝えたいという、日本のキリスト教会の情熱が詰まった番組が開始したのです。
 今年は、コロナ渦により、なかなか日本全国をお訪ねすることがかないません。しかし、それまでは、「世の光」のリスナーの方々との集まりが開催され、私も、全国各地を訪問させていただきました。会場となっている教会の入り口の前で、少し迷っているようなお顔で、教会を覗き込んでおられる方がおられました。「どうされましたか?」とお声をかけると、「今朝、ラジオ『世の光』を聴いていると、その集まりが自分の家の近所であるとわかったので、ここまできたのです。入っていいのでしょうか。」「もちろん大歓迎です!」とお迎えしました。
 岩手では、電波が家の中までなかなか届かずに、外に出てようやく電波を捕まえて、「世の光」を聴いて下さる方や、岐阜のりんご農家の方が、りんごへの手入れをしながら、「世の光」を聴いて下さったり、その方は、「つどい」にたくさんのリンゴを持って、訪ねてきてくださいました。
 一番驚いたのは、愛知県で、同じ大学で、同じ学生寮にいた近藤君が、ある教会の前に貼ってある私の顔写真入りのポスターを見て、見たことある顔だなと思って近寄ると、大嶋じゃないかと、そして数日後の教会の集まりに、後輩たちも連れて、教会の集会に来てくれたことがありました。その教会の皆さんも、大変喜んで彼らを迎えてくださいました。
 この放送は、地域の教会の情熱で作られている番組です。ぜひぜひ皆さんも、お近くのキリスト教会をお訪ねください。ラジオを聴いてクリスチャンになられた方が、たくさんおられます。また、今の最新メディアのSNSやインターネット配信を通じても、聖書のことばをお届けしようとしています。今後とも、ラジオ「世の光」を、皆さん、お聴きいただけたらと願っています。

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