御霊の実は、愛、喜び、平安

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2021.06.25
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ガラテヤ人への手紙 5章22節
放送日
2021.06.25

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 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井誠です。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日はガラテヤ人への手紙5章22節から「御霊の実は、愛、喜び、平安」と題してメッセージをお伝えいたします。
 「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。」
 パウロは、言いますね。何かを行うことによって救われる、神の祝福を受けるという考え方はやめなさいと。もし、そんな考え方を大事にするなら、どんな小さな戒めも徹底して守るべきだが、実際問題、神の前に完璧であるなどできない相談だと言います。
 むしろ、救いの恵みに預かるためには、キリストにある罪の赦しから離れず、そこにしっかりと立ち続けるべきだと言います。そして続けます。  
 もちろん、律法よりもキリストの十字架が大事といっても、律法はもう全く関係がないというわけではないと。つまり、律法から解放されたといっても、それは放縦を許しているわけではない。自由と放縦は違うのだと言います。
 そこで、内側の肉なる欲望、つまり悪い性質に気をつけて、私たちの生活を聖霊が支配するように求めて歩みなさいと言います。そしてもし本当にあなたが、聖霊の支配を求めて歩むようになるなら、三つの点で変化が生じるでしょうと言います。
 まずは、神に対する愛と喜びが生まれ、神とともにある平安が与えられます。また人に対して、寛容、親切、善意の心が育ちます。さらに、自分に対しても誠実となり、自分を受け入れ、自制することができるようになると言います。
 大切なのは、キリストを信じる信仰を持ったなら、それが育つことを意識することでしょう。キリスト教信仰をもって終りという、中途半端なキリスト者になってはいけません。パウロは、信仰によって私たちの生活に、豊かな品性が身につくことを語っているのです。自分で自分を良い人に見せようとしなくても、聖霊の支配を意識して生きていたら、自然に神の人として成長する人生を歩むことになります。では今日も、良き一日となるように祈ります。

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