いつもあなたがたとともにいます

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2021.02.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 28章20節
放送日
2021.02.06

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 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われるものがあります。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日はマタイの福音書28章20節から、「いつもあなたがたとともにいます」と題して、メッセージをお伝えいたします。
 「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」
 マタイは、イエスの受難を詳しく書きあげた後、さらにその後のエピソード、復活について書き進めています。この箇所を読んでいて驚くことは、復活後のイエスの第一声が、「おはよう」であったことです。実に奇妙な感じがしませんか?英語で言えば、”Hello” 十字架というあまりにも重々しい出来事があった直後なのに、イエスは何食わぬ顔であらわれ、弟子たちに「おはよう」と声をかけられたのですね。
 確かに、目的をもって十字架にかかられたイエスならではの第一声なのかも知れませんね。ともあれ、復活したイエスは、三つのことをなさいました。権威の宣言、命令、そして約束です。
 まずイエスは、ご自分にすべての権威が与えられていると宣言されました。先にマタイは、イエスをユダヤ人の王として、地上のヘロデ王の権威にまさる王として描きました。その王は、なんと十字架につけられる結末を迎えたわけですが、それで終りではありませんでした。イエスは復活によって、ヘロデ王にまさるどころか、死後の世界も含めた、すべての権威にまさる万物の支配者であることを示されたのです。
 そのお方が命じられることは二つ、バプテスマをほどこすことと教えることです。バプテスマは、キリストに従って生きることを人に決意させることでしょう。そして教えるというのは、そのようにキリストを信じた者が、キリストに従う人生を歩むように支えることです。そして最後に、イエスは、人々に「世よ、いつまでもともにいてくださる」と約束していますね。
 さて私がしている、聖書通読ブログ音声版では、明日からマルコの福音書に入ります。ぜひ続けて聞いていただいて、イエスがともにいるという約束によって、この世には恐れるものは何一つないことを知っていただきたいと思います。
 では今日も良き一日となるように祈ります。

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