ともにいてくださる神

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.01.19
カテゴリ
聖書箇所
[旧約聖書] 民数記 1章
放送日
2021.01.19

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 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今週は、旧約聖書の民数記からお話ししています。
 出エジプトという出来事をご存じでしょうか。エジプトで奴隷とされていたイスラエルの民が、神によってエジプトを脱出した出来事です。今からおよそ、3300年か、3500年くらい前の出来事です。昨日からお話ししている民数記は、エジプトを脱出してから、2年が経ち、イスラエルの民が、シナイ山のふもとに宿泊しているところから始まります。
 エジプトを脱出してから2年目の第一の月に、シナイ山のふもとで、神はイスラエルに過ぎ越しのいけにえを献げるように命じられました。さらに、成年男子の登録、礼拝をつかさどる祭司とレビ人の登録と任命を命じて、また部族ごとの宿営の配置と、旅をするときの隊列の組み方を教えられました。神が命じられたのは、荒野を旅して、約束の地に入るまでの旅の準備でした。シナイ山のふもとでイスラエルの民は、神が命じられた旅の準備をそのとおりに行いました。
 さらに神は、旅をするための大切な命令をされました。それは、いつ旅立ち、どこへ向かい、いつどこで宿営するのかということでした。すべては、神が決められることでした。神は雲を用いて、その指示をされると言われました。まず神は、宿営の真ん中に設置された神の幕屋を、その雲で覆われました。そして、この雲が動くとき、神は旅立ち、雲が留まるところに、神は宿営をするように命じられたのです。雲は、神がそこにおられることを示していました。荒野の旅において、神はいつもイスラエルの民と共におられるのです。
 コロナ渦にある今、Withコロナと言われています。コロナと一緒にいる生活を覚悟しなければなりません。そんな私たちに、聖書は神が共にいてくださることを教えています。今も神は、私たちと共におられるお方であることを忘れないようにしたいと思います。神はあなたと共にいて、あなたを守り導いて下さいます。

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