モアブについての神のことば①

出演者
羽鳥頼和
制作
再生時間
5min

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アップロード日
2020.11.19
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] エレミヤ書 章
放送日
2020.11.19

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 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今週は、旧約聖書のエレミヤ書からお話ししています。昨日は聖書の神は全世界の神であり、全世界の主権を持っているお方であり、国を、人を、正しくさばくお方であることをお話ししました。全世界の神である主は、イスラエルだけでなく外国についても語っています。昨日までに、古代のエジプトとペリシテについての神の言葉を見てきました。
 今日、明日の二回に渡って、モアブという民族についての神の言葉をお話しします。モアブは、アブラハムの甥のロトの子孫であり、イスラエルの親戚関係にある民族です。塩の海と言われる湖、死海の東側を通る、王の道という古代の幹線道路周辺に住んでいました。その幹線道路に沿って、要所に堅固な要塞の町を築いていました。国境付近にも要塞を築いて、自分たちの領土を守っていました。
 エレミヤ書には、ユダの国がバビロンに滅ぼされ、人々が捕囚されている時代に、モアブについて語られた神の言葉が記されています。堅固な要塞の町を持つモアブを、神は打ち破ると宣言されました。
 神は、理由もなしにさばかれません。神は、モアブをさばく理由を教えています。神がモアブをさばくのは、モアブが自分たちの財宝と戦いの神といわれる偶像ケモシュに頼っているからでした。この戦いの神が味方であるので、モアブは、われわれは勇士、戦いの剛の者だと自負していました。
 神は、そんなモアブの要塞の町々をことごとく打ち破ると宣言されました。モアブは、今まで長く外国の侵略を受けることがありませんでした。そしてたとえ、外国に支配されることがあっても、自分の領土を取り戻してきました。
 しかし今回の神のさばきでは、モアブの人々は自分たちの領土から、外国へ強制的に移されてしまうと預言されています。やはり、聖書の神は全世界の神です。全世界の主権を持っているお方であり、国を、人を正しくさばくお方です。

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