エレミヤのしもべバルクへのことば

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2020.11.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] エレミヤ書 章
放送日
2020.11.16

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 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今週は、私が聖書からお話しをさせていただきます。よろしくお願いします。今週は、旧約聖書のエレミヤ書からお話しします。
 エレミヤ書には、預言者であるエレミヤに啓示された、神の言葉が記されています。聖書の中で、預言書といわれる書物です。聖書における預言とは、未来のことをあらかじめ語る預言ばかりではありません。聖書の預言は、預かるという漢字を使って預言といいます。神から与えられた神の言葉を預かって、人々に語ることを言います。
 エレミヤが神の言葉を人々に語った時代は、ユダの国がバビロンによって滅ぼされ、人々が捕え移されてしまうという悲惨な時代でした。そのような時代にあって、エレミヤは神のさばきがあることを預言しました。
 それを聞いたユダの指導者、そして人々も、エレミヤを嫌い、彼を投獄したり殺そうとしました。そんな中で、エレミヤに仕え、彼を助けたのがバルクでした。バルクは、エレミヤが預言する神の言葉を巻物に書き記して、人々に読み聞かせました。
 ところが、そのことを知ったユダの王が、その巻物を小刀で裂いて、それを暖炉に投げ入れて燃やしてしまいました。バルクはひどく落胆していました。そんなバラクに神が言われました。
「あなたは自分のために奇跡を期待するな。神であるわたしが、わざわいを下そうとしているからだ。わたしは必ずわざわいを下す。しかしわたしは、あなたへの報いとして、あなたにいのちを与える。」
 神は、神の言葉を聞こうとしない人を必ずさばかれます。しかし、たとえうまくいかなくても、神の言葉に従おうとする人には、神はいのちを与えてくださるのです。
 新約聖書ローマ人への手紙2章6節~8節でこう語られています。「神は、一人ひとり、その人の行いに応じて報いられます。忍耐をもって善を行い、栄光と誉れと朽ちないものを求める者には、永遠のいのちを与え、利己的な思いから真理に従わず、不義に従う者には、怒りと憤りを下されます。」

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