世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井誠です。「継続は力なり」聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われるものがあります。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は、エゼキエル書38章16節から、「彼らがわたしを知るためだ」と題してメッセージをお伝えいたします。
「おまえはわたしの民イスラエルを攻めに上り、地をおおう雲のようになる。終わりの日に、そのことは起こる。ゴグよ、わたしはおまえに、わたしの地を攻めさせる。それは、わたしがおまえを使って、国々の目の前にわたしが聖であることを示し、彼らがわたしを知るためだ。」
　私、福井誠が担当するこの一週間は、私が書いている聖書通読ブログに沿って、エゼキエル書からメッセージをしてまいります。
　私は、毎朝5時、聖書を読み、そこで教えられたことを聖書通読ブログにして公開しています。「パスターまこと」と検索すれば、すぐにそのサイトは見つかると思いますが、もうかれこれ20年以上、一日も休まずに続けてまいりました。
　私としては、この働きによって、聖書が日本人をはじめ、世界中の人々の愛読書となって、神のことばに革新と喜びを持って、毎日を歩む助けとなることを願っています。
　さて、今日開きました箇所は、古代イスラエルの預言者エゼキエルが語ったものです。この38章で象徴的に語られていることをひとことで言うと、マゴグという国の王様ゴグが、イスラエルを侵略する。けれども、神がこの悪の勢力を滅ぼして、イスラエルを助けるというものです。ただ、実際のイスラエルの歴史に関係した、マゴグという国も、ゴグという王様も存在しませんでした。そこでここは、象徴的に理解すべき預言とされています。確かに、新約聖書のヨハネの黙示録でも、この箇所が引用されていて、神の助けによって、信仰者が究極的には勝利することが語られています。天地万物をを造りになり、歴史を支配しておられる神様は、正しいことをなさるお方です。人生の不条理に心を腐らせることなく、正しいことをなさる神の助けと、究極的な勝利を信頼して歩ませていただきたいものです。良き一日を祈ります。