神のみ心なら

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2020.07.14
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヤコブの手紙 4章15節
放送日
2020.07.14

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は、「神 のみ心なら」という題でお話しましょう。
神を信じるキリスト信徒はしばしば、「神のみ心なら」と言います。神のみ心 が天で行われるように、この地上においても行われることを私たちキリスト信 徒は願っています。私の人生であっても、実は神の人生だからです。使徒の働 き 18 章です。
さて、パウロの伝道チームはコリントでの一年半の伝道を終えて、シリアの アンティオキア教会に向けて帰ることになりました。第二回の伝道旅行も三年 になります。紀元 50 年から 53 年頃といわれています。それから一行は小アジ アのエペソに着きました。今回の伝道旅行で、パウロが一番目の伝道地として 願っていた町でしたね。しかし聖霊に禁じられたので、パウロとシラスそして テモテの一行は北上して、トロアスの港町へ行きました。そこで、ヨーロッパ のマケドニアから来た医者のルカに出会いまして、マケドニアにわたり、ヨー ロッパ伝道を三年することになったのです。ピリピ、テサロニケ、そしてコリ ントの教会が設立されました。
そして、第二回の伝道旅行の帰途において、パウロは念願のエペソの町に来 たのです。志しを持ち、願い続けるならば、どんな遠い回り道をしても神は実 現してくださるのです。「あなたのなすべき事を主(神)にゆだねよ、そうすれ ば、あなたの計るところは必ず成る。」と箴言にあります。
パウロは、エペソの町で直ちに会堂に入って、神のことばを語り、ユダヤ人 たちと論じ合いました。エペソの人々は、パウロにもっと長い間滞在してくれ るように願いました。しかしパウロは、「神のみこころなら、またあなたがたの ところに帰ってこよう」と言い、聞き入れませんでした。そしてエペソの港か ら、シリアに向けて船出したのです。
私たちの人生は、一寸先は闇です。何が起こるか、私たちにはわかりません。 しかし、神のみ心なら、あのこともこのこともできるのです。聖書のことばで す。
「あなたがたはむしろ、『主の(神の)みこころであれば、私たちは生きて、 このこと、あるいは、あのことをしよう』と言うべきです。」ヤコブの手紙 4 章 15節

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