恐るな語り続けよ

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2020.06.30
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 18章
放送日
2020.06.30

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は「恐 れるな語り続けよ」という題でお話ししましょう。何事も、同じ場所で継続し ていくことは大変なことですね。特に反対や妨害の中では、続けることは困難 ですね。使徒の働き 18 章です。
さて、待ちに待ったシラスとテモテが、マケドニアからコリントへやってき ました。二人がマケドニア地方の教会からの支援金を持ってきてくれましたの で、パウロは神のことばを伝えることに専念し、イエスがキリスト、救世主で あることをユダヤ人たちに力強く証しました。
しかし、ユダヤ人たちのある人々は罵り続けました。パウロは自分の上着を 振り払いました。彼らとはまったく関係がないことをはっきりと表明したので す。そしてこう宣言しました。
「あなた方は自分のせいで滅びることになるのです。私のせいではない。私 はこれから異邦人を教えることにしましょう。」
パウロはそこを去って、神を畏れ敬うユストという人の家に行きました。ユ ストの家は、会堂のすぐ隣にありました。会堂管理者のクリスポは、全家族そ ろって主イエス様を信じました。多くのコリントの人もパウロの話を聞いて信 じ、バプテスマ洗礼を受けたのです。
すると、ある夜のことです。幻の中で主イエス様がパウロにこう仰せられま した。「恐れるな。語りつづけよ、黙っているな。あなたには、わたしがついて いる。だれもあなたを襲って、危害を加えるようなことはない。」
「このコリントの町には、わたしを信じる人が大ぜいいる。だから語りつづ けよ。黙っているな。」と励ましたのです。このイエス様の励ましのことばに勇 気づけられて、パウロ一行はここコリントの町で一年半、腰を据えて神のこと ばを教え続けたのです。
私も二十五歳のとき、アパートの一室で教会を建て上げる開拓伝道を始め、 八年間は鳴かず飛ばずでした。そのとき、「この町には、わたしの民が大ぜいい る。恐れるな。語りつづけよ」という、主イエス様のことばにどんなに励まさ れたことでしょうか。
恐れや不安の中に置かれることがあるでしょう。しかしそのとき、救い主イ エス様が私たちとともにおられるのを信じてまいりましょう。

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