子どものように神の国を受け入れる祝福

出演者
岩井基雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2020.06.15
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マルコの福音書 10章14?16節
[新約聖書] マタイの福音書 18章4節
放送日
2020.06.15

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「世の光」の時間です。お元気ですか、岩井基雄です。第三月曜日の今日は マルコの福音書から、「子どものように神の国を受け入れる祝福」について、一 緒に考えてみましょう。
あるときキリストのもとに、人々が子どもたちを連れてやってきました。そ れは、キリストの教えを子どもたちにも聞かせたい、またキリストに、子ども たちを祝福して欲しいとの願いだったことでしょう。ところがキリストの弟子 たちは、子どもたちを連れてきた人々を叱りました。
ユダヤ人の子どもに対する考え方は、当時の世界の中にあってはとても進ん でいて、教育も非常に熱心でした。しかしそれでも、ときには子どもの存在が 疎んじられ、軽んじられたのです。弟子たちが人々を叱ったのも、当時の状況 からは当然に思われました。しかしキリストは、弟子たちにこう言いました。
「『子どもたちを、わたしのところに来させなさい。邪魔してはいけません。 神の国はこのような者たちのものなのです。まことに、あなたがたに言います。 子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはで きません。』そしてイエスは子どもたちを抱き、彼らの上に手を置いて祝福され た。」新約聖書 マルコの福音書 10 章 14 節?16 節
キリストは、「神の国はこのような子どもたちのものだ」と語り、そして子ど ものように、神の国を受け入れることの重要さを語りました。それは、「子ども のように単純に」とか、「素直に」ということではなく、「自分の弱さや限界を 認めて、へりくだること」を意味していました。
キリストは、弟子たちにへりくだり、謙遜であることを幾度も教えました。 それは、神の前に砕かれ、へりくだる心の重要性でした。なによりも重要なの は、神がどうご覧になり、どう判断されるかなのです。
神の国を受け入れるということは、神が遣わされた御子キリストを受け入れ ることにつながります。キリストは小さな子どもたちを抱き上げ、彼ら一人ひ とりの上に、自らの手を置いて祝福の祈りを献げました。あなたも神と人の前 にへりくだり、神の国を受け入れ、祝福を受け取りませんか。
聖書のことば「ですから、だれでもこの子どものように自分を低くする人が、 天の御国で一番偉いのです。」新約聖書 マタイの福音書 18 章 4 節
子どものように、へりくだって神の国を受け入れる者を、神様は豊かに祝福 しようと、あなたを待っていてくださるのです。

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