偶像崇拝をするソロモン王

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2020.05.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 列王記第一 11章
放送日
2020.05.16

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和で す。今日は、聖書が語っているソロモン王のエピソードの三回目です。
今までは、ソロモンが神に従う信仰を持っていて、神から知恵をいただいた こと、また、ソロモンが神によって神殿を建設したことをお話しました。これ だけなら、ソロモン王は信仰深い王と言うことができますが、聖書はソロモン 王の悪い面もはっきりと語っています。今日は、旧約聖書の列王記第一 11章で 語られているソロモン王についてお話しします。
ソロモン王は、最初、エジプトのファラオの娘と結婚しました。そしてその 後、さらに多くの外国人の女性と結婚をしたのです。その外国とは、モアブ、 アンモン、エドム、シドン、ヒッタイトでした。
神はかつて、「これらの国々の人々と結婚をしてはならない、さもないとこれ らの人々は必ずあなた方の心を転じて、偶像の神々に従わせる」と警告してお られたのです。
しかしソロモンは、神のこの警告を聞きながらも、彼女たちを愛して離れま せんでした。聖書はこう語っています。
「彼には、七百人の王妃としての妻と、三百人の側女がいた。その妻たちが 彼の心を転じた。」
ソロモンが歳をとったとき、その妻たちが彼の心を、他の神々のほうへ向け てしまったのです。こうしてソロモンは、各国の偶像の神々を国に取り入れて しまいました。ひどいことに、まことの神のための神殿を建てたエルサレムの 近くに、それらの偶像を礼拝するところを作ってしまったのです。
聖書はこう語っています。「こうしてソロモンは、主の目に悪であることを行 い、主に従い通さなかった。」
神は二度、ソロモンに偶像崇拝をやめるように命じられましたが、ソロモン は従いませんでした。そのため神はソロモンに、「わたしが命じたわたしの命令 を守らなかったので、わたしは王国をあなたから二つに引き裂いて、そのほと んどをあなたの家来に与える」と言われたのでした。
ソロモンは信仰深い王でしたが、神に従い通すことができなかったのです。

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