道、真理、命

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2020.05.15
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 14章6節
放送日
2020.05.15

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。
イエス様は、弟子たちに「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信 じ、またわたしを信じなさい。」と語られました。そして私たちが、その天の住 まいに行く道も備えてくださっていると約束しておられます。
そのとき弟子のトマスは、こんな質問をしました。「主よ、どこへいらっしゃ るのか、私たちには分かりません。どうして、その道が私たちにわかりましょ う。」
トマスがこのように質問する気持ちは、理解できると思いませんか。「父の家 には、住まいがたくさんあるとか、場所を備えにいくとか言われても、何のこ となのかよくわからないし、一体イエス様は、これからどこに行ってしまうの だろう。これから一体何をするつもりなのだろう。私たちには想像もつかない。」 きっと、こんな思いだったのではないかと思います。
実は、トマスの、「どうして、その道が私たちにわかりましょう。」というこ の質問は、人間の本質をついた質問だと思います。「道」というのは、人の生き 方や作法などにも使われる表現ですよね。トマスの質問は、人間がどんなに努 力をして生き方を探り、修行を重ねたとしても、自分の力でどれほど追求した としても、天へと続く道は一体どこにあるのか、どんな生き方をすれば天の住 まいというゴールに行けるのかわかりませんということだと思うんです。
それに対してイエス様はズバリ、こうお語りになりました。ヨハネの福音書 14章6節
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなけ れば、だれも父のみもとに行くことはできません。」
このようにイエス様は、はっきりと「わたしが道である」と言われました。 つまり、私たちの生き方や、努力や、修行によって、天の住まいに辿り着くこ とはできない。イエス様という、道であり真理であり、いのちなる方によって でなければ、天の住まいに入ることはできないと、このように言われたのです。
もし道が、まやかしや偽りであったら、迷路や袋小路、暗闇に迷い込んでし まうでしょう。しかしイエス様は、まことの光なるお方であり、真理なるお方 です。そしてイエス様は、「さあ、いっしょに歩もう」と、今日もあなたを招い ておられるのです。

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