主イエスを信じなさい

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

もっと詳しく見る

アップロード日
2020.04.28
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 16章
放送日
2020.04.28

いいね登録

     登録数:0

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は、「主 イエスを信じなさい」という題でお話ししましょう。「信じるものは救われる」 と信心の大切さを、子どもの頃、親に言われました。しかし、何を信じるのか、 誰を信じるのか、その信仰の相手、対象については教えられませんでした。使 徒の働き 16 章の続きです。
パウロとシラスは、ピリピの町で獄中の人となってしまいました。ローマ人 が採用も実行もしてはならない風習を二人が宣伝していたからであります。で も本当のところは、訴えた人たちの利益が、二人によって損なわれたからでし たね。
さて、真夜中の頃でした。パウロとシラスの二人は獄中で神に祈り、神への 賛美の歌を歌い続けていました。囚人たちは、彼らの賛美の歌声に耳を澄まし て聞き入っていたのです。旧約聖書の詩篇に、節をつけて歌っていたのではな いでしょうか。
「わが魂よ、主をほめたたえよ。わたしは生けるかぎり主をほめたたえ、わ が神をほめうたおう。」
その時でした。突然グラグラと大揺れの地震が起こり、牢獄の土台が揺れ動 き、扉は全部たちまち開いて、囚人を縛る鎖も溶けてしまったのです。牢獄の 看守人はびっくりして目を覚ましました。牢獄の扉が全開しているのを見て、 看守は囚人たちが逃げ出してしまったと思い込み、剣を抜いて自害しかけたの です。そこでパウロは大声を上げました。
「自害してはいけない。私たちは皆ひとり残らずここにいる。」
すると、牢獄の看守は明かりを手にして獄中に駆け込んできました。そして、 おののき恐れながらパウロとシラスの前にひれ伏したのです。それから二人を 獄中の外に連れ出して言いました。
「先生がた、わたしは救われるために、何をすべきでしょうか。」二人は答え ました。「主イエスを信じなさい。そうしたら、あなたもあなたの家族も救われ ます。」
看守は真夜中にもかかわらず、二人を引き取って、その打傷を洗ってやりま した。パウロとシラスの二人は、看守とその家族一同とに、神のことばを語っ て聞かせました。すると、その場で看守はイエス・キリストを信じました。そ してその家族も一人残らずバプテスマ、洗礼を受けたのです。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ